subject・subjection・subjectiveの意味の違いと使い方
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
subject・subjection・subjective
と似た意味を持つ英単語を一緒に
覚えることは効果的な覚え方です。
また、英文も関連付けて覚えると
さらに単語を覚えやすくなるので、
ここではこれら英単語の意味の違いと
使い方について例文を用いて解説します。
※解説で、他動詞とは目的語をとる動詞、
自動詞とは目的語をとらない動詞です。
目次
subjectの意味と使い方
subjectは名詞で、
以下の意味があります。
1.題目、主題、話題、議題<topic>、
テーマ<theme>
以下は、「話題」という意味の
subjectを用いた例文です。
We talked about the subject.
「私達は、その話題について話をした。」
2.学科、科目、教科
以下は、「科目」という意味の
subjectを用いた例文です。
I don’t like the subject.
「私は、その科目が好きではありません。」
3.主語、主部<文法>
以下は、「主語」という意味の
subjectを用いた例文です。
In English, the verb comes next to the subject.
「英語で、動詞は主語の次にきます。」
4.(君主国の)国民
<共和国の場合はcitizen>
5.(賞賛・苦情などの)原因、
種、対象<matter>
6.(医学・心理学などの)
実験材料になる人[動物]、
(…の)被験者、患者、解剖死体
※subjectは形容詞として、
以下の意味もあります。
1.(…に)従属している、服従している、
(…の)支配下にある<to><⇔independent>
以下は、「(…の)支配下にある」という
意味のsubjectを用いた例文です。
The company is subject to him.
「その会社は、彼の支配下にある。」
2.…にかかりやすい、…を受けやすい、
…に左右される<be ~ to O>
以下は、「…に左右される」という
意味のsubjectを用いた例文です。
The result is subject to the weather.
「その結果は、天候に左右される。」
3.(同意などを)条件とする、
必要とする<to>
※subjectは他動詞として、
以下の意味もあります。
1.(人・国が)(人・国など)
を(…に)服従させる<to>、
(心など)を支配する
以下は、「を(…に)服従させる」という
意味のsubjectを用いた例文です。
Their boss subjected them to him.
「彼らの上司は、彼らを彼に服従させた。」
2.(人・物)を(…に)さらす、
(人・物)に(…を)受けさせる<to>
以下は、「に(…を)受けさせる」という
意味のsubjectを用いた例文です。
Our teacher subjected us to the punishment.
「私達の先生は、私達にその罰を受けさせた。」
subjectとsubjectedの発音は、
以下になります。
subjectionの意味と使い方
subjectionは名詞で、
以下の意味があります。
1.征服、支配、制圧、
(…への)服従、屈服、従属<to>
hold someone in subjectionで、
「(誰か)を服従させる」という
意味になります。
以下は、例文です。
Their boss held them in subjection.
「彼らの上司は、彼らを服従させた。」
subjectionの発音は、以下になります。
☆subject→subjectionのように、
動詞にtionが付くと名詞になる
ことがよくあります。
例)protect[守る]→protection[保護]
subjectiveの意味と使い方
subjectiveは形容詞で、
以下の意味があります。
1.主観の、主観的な<⇔objective>、
想像上の
以下は、「主観的な」という意味の
subjectiveを用いた例文です。
His opinion is subjective.
「彼の意見は、主観的です。」
2.主語の、主格の<文法>
3.自覚的な<医学>
4.主体の<哲学>
5.内省的な、主観的な
subjectiveの発音は、以下になります。
☆subject→subjectiveのように、
動詞にtionが付くと形容詞になる
ことがよくあります。
例)compete[競争する]→competitive[競争による]
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持つ
subject・subjection・subjectiveの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
関連性のある英単語を一緒に覚えると
効率よく記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。
学んだ英単語を使って日記を書くと、
早く記憶することができます。