annoy・bother・worry・disturb・troubleの違い!悩ますを英語で

annoy・bother・worry・disturb・troubleの違い

英語で「悩ます」「困らす」
という意味を持っているannoy・
bother・worry・disturb・troubleは、
以下のような違いがあります。

annoy

やかましくしたりして、相手を
イライラさせるという意味での
「悩ます」「困らせる」

bother

邪魔や迷惑をかけて、
相手の心を乱すという意味での
「悩ます」「困らせる」

worry

相手に「心配させる」という
意味での「悩ます」

trouble

厄介な事が起きて、
botherより面倒な感じで
精神的に、肉体的に「困らせる」

disturb

忙しい人の「邪魔をする」
人を「不安にさせる」

 

よって、心配させたらworry
軽く迷惑をかけた場合はbother
借金など大きな問題にはtrouble
煩わせてイライラさせたらannoy

集中している時に邪魔した場合は
disturbを用います。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
annoy・bother・worry・disturb・
troubleの違いと使い方
について
例文を用いて詳しく解説します。

annoy・bother・worryの違い

annoyは、うるさくするなど、
ある行為を繰り返し行うことで
相手をイライラさせることです。

これより、annoyは「イライラ
させる」という意味になります。

 

botherは、嫌な思いをさせたり、
迷惑をかけることで相手の心を
乱すことです。

そして、botherは「困らせる」
という意味になります。

 

そして、worryは「心配させる」
というニュアンスから「悩ます」
という時に用いられます。

 

annoy・bother・worryの発音は、
それぞれ以下になります。

・annoy

・bother

・worry

 

それでは、以下に例文を用いて
annoy・bother・worryの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

annoyの例文と使い方

以下はannoyを用いた例文ですが、

His boss annoys him.
「彼の上司は、彼を悩ます。」

仕事に対してどうでもいいことを
繰り返し指摘されたりしてイライラ
させられるということを表します。

 

よって、His boss annoys him.を
「彼の上司は、彼をイライラさせる。」
と訳しても問題ありません。

annoyの例文と使い方

 

以下もannoyを用いた例文ですが、

It annoyed me that the alarm didn’t stop ringing.
「アラームが鳴りやまないことは、私をイライラさせた。」
→「アラームが鳴りやまないので、私はイライラした。」

アラームが鳴り続けることにより
イライラさせられたことを表します。

 

また、この文の主語は以下ですが、

that her baby didn’t stop crying

長いので仮主語Itを用いて
真主語(本当の主語)のthat以下は
文の最後に置かれます。

 

It annoyed 人 that ~ で、
「~は人をイライラさせる」
という意味になります。

 

botherの例文と使い方

以下はbotherを用いた例文ですが、

It bothered her that her baby didn’t stop crying.
「赤ちゃんが泣きやまないことは、彼女を困らせた。」
→「赤ちゃんが泣きやまなくて、彼女は困った。」

彼女はイライラしているのではなく
ただ困っていることを表しています。

botherの例文と使い方

 

そこから赤ちゃんが泣くことを
繰り返して彼女がイライラした場合、
以下のようにannoyを用います。

It annoyed her that her baby didn’t stop crying.
「赤ちゃんが泣き止まないので、彼女はイライラした。」

 

worryの例文と使い方

以下のようにworryを用いると、

These problems worry her.
「これらの問題は、彼女を悩ませている。」
=「これらの問題は、彼女を心配させている。」

複数の問題が彼女を心配させている
ということを表しています。

worryの例文と使い方

 

以下の例文ように、

She is worried about her son.
「彼女は、彼女の息子を心配している。」

worryは「心配させる」という意味から
be worriedで「心配する」という意味で
用いられることが多いです。

 

be worriedを直訳すると
「心配させられる」となりますが、
「心配させられる」=「心配する」です。

be worried about ~ で、
「~について心配する」と
覚えておきましょう。

 

bother・disturb・troubleの違い

botherとdisturbは「邪魔をする」
という意味を持っていますが、

botherは普通に「邪魔をする」感じで、

disturbは勉強や仕事など何かに集中して
いる時に「邪魔をする」感じになります。

 

botherとtroubleは「悩ます」
という意味を持っていますが、

botherは心を乱すことから
「邪魔する」「困らせる」、

troubleは時間的・物理的に
手を煩わせることによって
「悩ます」「迷惑をかける」

という時に用いられます。

 

disturbとtroubleの発音は、
それぞれ以下になります。

・disturb

・trouble

 

それでは、以下に例文を用いて
bother・disturb・troubleの違いと
使い方について詳しくみていきます。

 

botherとdisturbの違いと使い方

以下はbotherを用いた例文ですが、

I don’t want to bother you.
「私は、あなたの邪魔をしたくない。」

普通にあなたの邪魔をしたくないと
気を使って言うような時に用います。

 

例えば、このフレーズの後に
以下のようにお願いをしたりします。

I don’t want to bother you, 
but do you have time to help me?
「私はあなたの邪魔をしたくないけど、
私を手伝う時間はありますか。」

 

以下はdisturbを用いた例文ですが、

Please don’t disturb me.
「私の邪魔をしないでください。」

勉強や仕事などに集中しているので
今は邪魔して欲しくないということ
を表しています。

 

例えば、このフレーズの前に
以下のように状況を付けたりします。

I’m working now, 
so please don’t disturb me.
「私は今仕事中です。
だから、邪魔をしないで下さい。」

disturbの例文と使い方

 

botherとtroubleの違いと使い方

以下はbotherを用いた例文ですが、

These problem bothers him.
「これらの問題は、彼を困らせている。」

その問題が彼を精神的に乱して、
困らせていることを表します。

 

以下のようにtroubleを用いると、

These problems trouble him.
「これらの問題は、彼を悩ましている。」
=「これらの問題は、彼の手を煩わせている。」

時間的・物理的に複数の問題が
彼を悩ませていることを表します。

 

以下のtroubleを用いた例文は、

His illness troubles him.
「彼の病気は、彼を悩ましている。」

彼の病気が時間的・物理的に彼の手を
煩わせているということを表します。

troubleの例文と使い方

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持つannoy・
bother・worry・disturb・troubleの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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