lecture・seminar・workshopの違い!講義とセミナーを英語で
lectureは「講義」という意味、
seminarとworkshopは「セミナー」
という意味で用いられますが、
以下のような違いがあります。
- lecture:講師が一方的に話す「講義」
- seminar:講師と生徒が議論する「セミナー」
- workshop:説明を聞いて実践もする「セミナー」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
lecture・seminar・workshopの
違いと使い方について例文を用いて
詳しく解説していきます。
目次
lectureとseminarの違い
lectureは「講義」という意味で、
教える側が一方的に説明をして
簡単な質疑応答以外は参加者が
聞いて勉強する感じになります。
lectureは質疑応答が少しある程度で
ほぼ講師の話を聞く講義を表しますが、
seminarとworkshopは参加者で話をしたり
体を動かしたりするという違いがあります。
seminarは、教える人が講義をした後で
参加者と話し合う場合があります。
そして、さらに手や体を動かしたりして
ワークを行う場合はworkshopになります。
それでは、以下に例文を用いて
lectureの使い方をみてみます。
lectureの例文と使い方
以下はlectureを用いた例文ですが、
I want to take the professor’s lecture.
「私は、その教授の講義を受けたい。」
大学の授業のように、教える側が
一方的に話をする講義を表す場合に
lectureが用いられます。
take a lectureで、「講義を受ける」
という意味になります。
lectureの発音は、以下になります。
lectureと似た意味を持つ英単語に
class・lesson・courseがありますが、
違いについて以下で解説しています。
seminarとworkshopの違い
英語で「セミナー」を表す
seminarとworkshopですが、
seminarは教える人や専門家と
少人数の参加者が専門的な勉強や
研究、議論をする時に用いられ、
workshopは集まった人が
何かの話題について話をしたり
実践(ワークを)したりする時に
用いられます。
日本で「セミナー」と言うと、
参加者が話を聞くイメージですが、
英語のseminarは教える側と参加者が
研究や議論すると辞書にあります。
また、seminarは専門的な知識を
どちらかというと少人数で学ぶ
スタイルになります。
少人数なので、講師は積極的に
参加者からの質問を受ける傾向
があるのもseminarの特徴です。
seminarに対し、workshopは日本語で
「ワークショップ」という意味ですが、
何か技術を身につけたり改善するために
参加者同士で助け合って手や体を動かす
ワークを行う勉強会を表します。
workshopには講師による講義があり、
質疑応答の時間もあることが多いので、
ワークショップは体験型のセミナーと
言うこともできます。
seminarは時に議論しながら皆で学ぶ場、
workshopは講義を聞くだけでなく実際に
体を動かし体験して学ぶ場になります。
それでは、以下に例文を用いて
lectureとの違いと合わせてseminarと
workshopの使い方をみていきます。
seminarの例文と使い方
以下はseminarを用いた例文ですが、
I joined a seminar about management.
「私は、経営についてのセミナーに参加した。」
経営についての講義を聞いたり、
参加者同士で議論するスタイルで
経営について学んだことを表します。
a seminar about ~ で、
「~についてのセミナー」
という意味になりますが、
前置詞onを用いた
a seminar on ~ という形で
「~に関するセミナー」と
言うこともできます。
以下の例文のようにonを用いると
経営のことを学ぶセミナーを表し、
I joined a seminar on management.
「私は、経営に関するセミナーに参加した。」
以下の例文のようにaboutを用いると
経営のことから経営に関連することまで
幅広く学ぶセミナーになります。
I joined a seminar about management.
「私は、経営についてのセミナーに参加した。」
「経営の講義を受ける」と言う場合は、
以下のようにlectureを用います。
I took a lecture about management.
「私は、経営についての講義を受けた。」
lectureを用いると、議論はせず、
先生の話を聞くだけの講義という
ニュアンスになります。
以下のようにholdを用いて、
「セミナーを開催する」と
言う場合もあります。
He’s going to hold a seminar next month.
「彼は、来月セミナーを開催する予定です。」
seminarの発音は、以下になります。
最近ではインターネット上で
セミナーが開催されますが、
ウェブ上で開催されるセミナーなので
webとseminarを組み合わせた造語で
webinar「ウェビナー」と呼ばれます。
We will hold a webinar next month.
「私達、来月ウェビナーを開催するつもりです。」
webinarの発音は、以下になります。
workshopの例文と使い方
以下はworkshopを用いた例文ですが、
I joined a workshop about gardening.
「私は、ガーデニングについての
ワークショップに参加した。」
実際に体を動かしてワークをしながら、
参加者同士で助け合ってガーデニング
のやり方を学んだことを表します。
以下のようにseminarを用いると、
I joined a seminar about gardening.
「私は、ガーデニングについての
セミナーに参加した。」
教える側と学ぶ側が議論はしますが
体を動かしたワークまではしない
感じになります。
以下のようにlectureを用いると、
I took a lecture about gardening.
「私は、ガーデニングについての講義を受けた。」
先生が一方的に話して説明し、
それを生徒が聞く講義という
ニュアンスになります。
最初の2つの例文では、workshopを
「ワークショップ」と訳しましたが、
workshopは「体験型セミナー」や
「セミナー」と訳すこともできます。
よって、英語だとworkshopのほうが
日本で行われている一般的なセミナー
に近い場合もあります。
以下のように、workshopも
seminarと同じように「開催する」や
「提供する」と言う場合もあります。
I held a workshop yesterday.
「私は、ワークショップを開催しました。」
The company provides workshops about gardening.
「その会社は、ガーデニングについての
ワークショップを提供しています。」
workshopの発音は、以下になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
seminar・workshop・lectureの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。