class・lesson・course・lectureの違い!英語で授業の使い方

class・lesson・course・lectureの違い

英語で「授業」や「講義」を表す
class・lesson・course・lecture
は、
以下のような違いがあります。

 

classとlessonは共に「授業」
という意味で用いられますが、

classは学校の授業などに用いられ、
lessonは個人の習い事やレッスンなど
に用いられることが多いです。

 

また、英語の授業(class)の中に
英文法や英文読解、発音のレッスン
(lesson)があるといったように、

classのほうがlessonより広い意味で
用いられることもあります

 

courseは、classやlessonが連続した
コースになっている授業
を表します。

よって、course > class > lessonと
左ほど大きいイメージ
になります。

 

そして、lectureは大学の講義など、
専門的な授業
を表します。

classes・lessons・courses・lecturesは、
それぞれclass・lesson・course・lecture
の複数形です。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
class・lesson・course・lectureの
違いと使い方
について例文を用いて
詳しく解説します。

classとlessonの違いと使い方

classとlessonの違いと使い方

 

classとlessonには「授業」
という意味がありますが、

lessonはピアノのレッスンや
英会話レッスンなどの習い事で、

マンツーマンから10人位まで
少人数で学ぶ「授業」という時に
用いられます。

 

以下はlessonを用いた例文ですが、

I will take an English lesson tomorrow.
「私は、明日英語のレッスンを受けるつもりです。」

1対1または少人数のレッスンを
受けることを表します。

 

複数人でレッスンを受ける場合は、
group lesson「グループレッスン」
ということもあります。

I will take a group lesson tomorrow.
「私は、明日グループのレッスンを受けるつもりです。」

 

これに対し、1対1のレッスンは、
private lessonやman to man lesson
と言われます。

 

classは、大人数で同じことを学ぶ
「授業」という時に用いられます。

よって、学校の1クラスは
だいたい30人~40人と大人数なので、
classroomと言います。

 

以下は、classを用いた例文です。

30 students take the class.
「30人の生徒が、その授業を受けています。」

 

classは大人数や大きな団体で学ぶ、
lessonはclassより小人数や小さい団体
で学ぶようなイメージになります。

classとlessonの違い

 

また、lessonは1回または
数回の授業またはレッスン、

classはlessonよりまとまった
回数の授業を表します。

 

以下は、classとlessonの
ニュアンスの違いが分かる例文です。

I have two classes a week.
「私は、1週間に2回授業を受けています。」

Yesterday’s lesson was about History.
「昨日の授業は、歴史についてでした。」

 

この2つの例文を見比べると、
classの中にlessonがあるイメージ
であることが分かります。

 

classとlessonの発音は、
それぞれ以下になります。

・class

・lesson

 

それでは、以下で例文を用いて
classとlessonの違いと使い方について
さらに詳しくみていきます。

 

授業に行くを英語で

「授業に行く」は、
go to a classとなります。

 

以下は、例文です。

I went to a class yesterday.
「私は、昨日授業へ行きました。」

 

以下のように、「出席する」という
意味のattendを用いることもあります。

He attended the class yesterday.
「彼は、昨日その授業へ出席しました。」

 

lessonの場合は、以下のように、
「レッスンを受ける」という意味で
take a lessonがよく用いられます。

She took a dance lesson yesterday.
「彼女は、昨日ダンスレッスンを受けました。」

lessonの意味と使い方

 

授業を休むを英語で

「授業を休む」は、以下のように、
「授業に行く」のgo to a classを否定して、
don’t(didn’t) go to a classを用います。

I didn’t go to a class yesterday.
「私は、昨日授業へ行きませんでした。」

 

以下のように、「~を欠席する」という
意味のbe absent fromも用いられます。

He was absent from the class yesterday.
「彼は、昨日その授業を欠席しました。」

 

また、以下のようにattendやtakeを
否定しても同じことが言えます。

He didn’t attend the class yesterday.
「彼は、昨日その授業へ出席しませんでした。」

She didn’t take the lesson yesterday.
「彼女は、昨日そのレッスンを受けませんでした。」

 

以下では、「出席する」という意味の
attendと「参加する」という意味を持つ
join・take part in・participate inの違いと
使い方に
ついて解説しています。

 

授業が始まるを英語で

「授業が始まる」は、
以下のようにstartを用います。

English class starts at 10 a.m.
「英語の授業は、午前10時に始まります。」

Piano lesson starts at 2 p.m.
「ピアノのレッスンは、午後2時に始まります。」

 

以下では、「始まる」と似た意味の
startとbeginの違いと使い方について
解説しています。

 

授業が終わるを英語で

「授業が終わる」は、
以下のようにfinishを用います。

English class finishes at 10 a.m.
「英語の授業は、午前11時に終わります。」

Piano lesson finishes at 4 p.m.
「ピアノのレッスンは、午後4時に終わります。」

 

以下では、「終わる」と似た意味の
end・finish・be overの違いと使い方
について解説しています。

 

授業に遅れるを英語で

「授業に遅れる」は、
以下のようにbe late forを用います。

I was late for the English class.
「私は、英語の授業に遅れました。」

She will be late for the piano lesson.
「彼女は、ピアノのレッスンに遅れるでしょう。」

lessonの意味と使い方

 

授業をさぼるを英語で

「授業をさぼる」は、
skipやcutを用いて以下のようになります。

He skipped(またはcut)the English class.
「彼は、英語の授業をさぼりました。」

She will skip(またはcut)the piano lesson.
「彼女は、ピアノのレッスンをさぼるでしょう。」

 

class・lessonとcourseの違い

classやlessonは単発の「授業」や
「レッスン」という意味ですが、

courseは、classやlessonが連続した
「講座」「コース」という意味です。

 

courseの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて、
classとlessonとの違いもみながら
courseの使い方をみてみます。

 

courseの例文と使い方

以下の2つの例文を見ると、

There are five classes in the course.
「その講座には、5つの授業があります。」

Then, we take three lessons a week.
「それで、私達は1週間に3回レッスンを受けます。」

 

the course「その講座」の
中にclass「授業」があり

classの中にlesson「レッスン」
がある
ことが分かります。

 

以下のように、courseを用いて
「~講習」「~コース」という
使い方もします。

summer course「夏期講習」

laboratory course「実習コース」

introductory course「入門コース」

 

class・lessonとlectureの違い

lectureは大学の「講義」など、
難易度の高い学問を学ぶ授業
のことを表します。

class・lessonとlectureの違い

 

これは絶対ではありませんが、

lectureは大学の「講義」「授業」

classは中学や高校などの「授業」

lessonは英会話やダンスなど、
習い事の「レッスン」「授業」

という感じで使い分けられます。

 

lectureの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて、
classとlessonとの違いもみながら
lectureの使い方をみてみます。

 

lectureの例文と使い方

以下は、lectureを用いた例文です。

The lectures in my university are very interesting.
「私の大学の講義は、とても楽しいです。」

 

そして、lectureが連続した講義は
courseを用いて以下のように表します。

I take a course of lectures.
「私は、連続講義を受けています。」

 

a course of ~ で、「連続した~」や
「一連の~」という意味になります。

 

以下では、似た意味を持つlecture・
seminar・workshopの違いと使い方

について解説しています。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
class・lesson・lecture・courseの
違いと使い方を解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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