makeの第1・第2・第3・第4・第5文型の例文と使い方
B!
以下のように英語のmakeは、
第1文型から第5文型まで
様々な意味があります。
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは第1文型から第5文型で
用いられるmakeの意味と使い方
について解説します。
目次
第1文型のmakeの例文と使い方
makeが、「~に向かって進む」
という意味のmake for(toward)〜
という熟語で用いられる場合に
第1文型になります。
例えば、以下の例文は、
I will make for his house.
「私は、彼の家に向かうつもりです。」
S:He、V:will makeの第1文型で、
for his houseは「彼の家に」という意味で
動詞makeを修飾している副詞句です。
ただ、この場合には文型で考えるより
make for(toward)〜 というセットで、
「~に向かって進む」という意味で使う
と覚えてしまったほうが楽だと思います。
第2文型のmakeの例文と使い方
makeが第2文型を作る時は、
以下のような熟語の一部として
用いられます。
・make merry「浮かれる」
例えば、以下の例文は、
He made merry.
「彼は、浮かれた。」
S:He、V:made、C:merryで、
He=merryの関係が成り立つ
第2文型と考えます。
ただ、文型を考えるより、
make merryというセットで、
「浮かれる」「陽気にする」
という意味だと覚えてしまった
ほうが簡単だと思います。
・make free with「に馴れ馴れしくする」
例えば、以下の例文は、
They make free with her.
「彼らは、私に馴れ馴れしくする。」
S:They、V:made、C:freeとなり
He=freeの関係が成り立つ第2文型で、
with herは「彼女に」という意味で
動詞のmakeを修飾する副詞句です。
ただ、この場合も文型を考えるより、
make free withというセットで、
「に馴れ馴れしくする」という意味だと
覚えてしまったほうが簡単だと思います。
これらの他に第2文型と考えられる
makeを含む熟語は幾つかありますが、
大人がたくさん覚えるのは大変なので
ここでは英会話で用いられそうなものを
ご紹介しました。
第3文型のmakeの例文と使い方
makeが第3文型で用いられる時は、
make O(目的語)で「Oを作る」
という意味になります。
例えば、以下の例文は、
I will make salad tomorrow.
「私は、明日サラダを作るつもりです。」
S:I、V:will make、O:saladの第3文型で、
tomorrowは「明日」→「作るつもりです」と
動詞を修飾している副詞です。
第3文型で用いられるmakeは、
英会話で用いられる頻度が高いので
使えるようにしておきましょう。
料理を「作る」と言う時に用いられる
cookとmakeの違いや使い方について、
以下で例文を用いて解説しています。
第4文型のmakeの例文と使い方
makeが第4文型で用いられる時は、
「O(のため)にOを作る」という
意味になります。
例えば、以下の例文は、
She made us salad.
「彼女は、私達のためにサラダを作ってくれた。」
S:She、V:made、O:us、O:salad
の第4文型です。
そして、usとsaladの順番を
入れ替えると以下のようになり、
She made salad for us.
「彼女は、私達のためにサラダを作ってくれた。」
「私達のために」→「作ってくれた」と
for usは動詞を修飾する副詞になるので、
下の例文はS:She、V:made、O:salad
の第3文型になります。
第5文型のmakeの例文と使い方
makeが第5文型で用いられる時は、
「OにCさせる」という意味になります。
例えば、以下の例文は、
He often makes her angry.
「彼は、よく彼女を怒らせる。」
S:He、V:makes、O:her、
C:angryの第5文型です。
oftenは「よく」→「させる」と、
動詞のmakeを修飾している副詞で
文型の要素から外れます。
そして、makeの第5文型で、
Cに動詞が入る時は以下のように
原形不定詞になります。
He made her clean the room.
「彼は、彼女にその部屋を掃除させた。」
以下では、第5文型で用いる時に、
make同様に「させる」という意味になる
getの使い方について解説しています。
効果的な英語表現の覚え方
記憶には、学習して覚える知識記憶と
経験して覚える経験記憶がありますが、
知識記憶と比べて経験記憶のほうが
圧倒的に早く覚えることができます。
そこで、学んだ知識は実際に使って
経験すると早く使えるようになるので、
学んだ表現を使い、英文を作って話す
練習をすることがお勧めの覚え方です。
以下で、効率よく英語を話せるようになる
脳の特性に沿った英文作成のコツについて
解説しています。