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private・personal・individualの違い!英語で個人の使い方

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英語で「個人の」という意味の
private・personal・individualは、
以下のような違いがあります。

private

publicの反対語で公的ではない、
「私的な」「個人の」

personal

他人と共有しない物に対してや、
他人と区別した「個人の」

individual

たくさん人がいる集団の中で、
一人一人に着目した「個々の」

 

脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
private・personal・individualの違いと
使い方
について詳しく解説します。

private・personal・individualの違い

辞書を引くと意味は、

privateは「個人的な」「私的な」、
personalは「個人の」「個人的な」「私的な」

と記載されています。

 

privateとpersonalの
意味は似ていますが、

privateは「公的ではない」、
personalは他の誰でもなく
「(その)個人の」

というニュアンスの
違いがあります。

 

そして、personalの対義語は
social「社会的な」でしたが、

individualの対義語は「集団」
を意味するgroupになります。

 

よって、individualは個別性に
焦点を当てて「個々の」という
ニュアンスになります。

 

private・personal・individualの発音は、
それぞれ以下になります。

・private

・personal

・individual

 

private・personal・individualの使い方

private・personal・individualの
違いについては、対義語も見ると
よりイメージしやすいと思います。

そこで、以下に対義語と例文を用いて
private・personal・individualの違いと
使い方をみていきます。

 

privateの例文と使い方

privateの対義語は
public「公的な」なので、

privateは反対の“公的”でない
「個人的な」という意味です。

 

以下はprivateを用いた例文ですが、

My son goes to private school.
「私の息子は、私立の学校に通っています。」

public schoolは「公立の学校」に対し、
private schoolは「私立の学校」という
意味になります。

 

また、以下は公的ではなく、
私的なレッスンを受けている
ということを表します。

I take private lessons of English conversation.
「私は、英会話のプライベートレッスンを受けています。」

 

以下は、privateは公にできない私的な
日記という意味でを使っています。

She has a private diary.
「彼女には、プライベートな日記があります。」

 

以下は、privateは公にできない私的な
会話という意味でを使っています。

This is a private conversation, please leave.
「これはプライベートな会話なので、退席してください。」

 

personalの例文と使い方

personalの対義語は
「社会的な(集い)」という
意味を持つsocialなので、

“集い”の反対の他の誰でもない
「個人的な」という意味です。

 

そして、特定の誰かという意味で、
privateのように公私は問いません。

 

以下はpersonalを用いた例文ですが、

That is a personal issue.
「それは、個人的な問題です。」

公的、私的という観点はなくあくまで
個人の問題ということを表しています。

 

これに対しprivateを用いると、

That is a private issue.
「それは、個人的な問題です。」

公的ではなく個人の私的な問題
であるということを表します。

 

以下はpersonalを用いた例文ですが、

My personal opinion is different from yours.
「私の個人的な意見は、あなた達の意見とは異なります。」

他の誰でもなく「私個人の意見」
というニュアンスになります。

 

以下もpersonalを用いた例文ですが、

This is a personal matter,
so I don’t want to talk about it.
「これは個人的な問題なので、
それについて話したくありません。」

personalは一般的な「個人の」「個人的な」
という意味でも用いられます。

 

individualの例文と使い方

以下はindividualを用いた例文ですが、

Each individual employee was given a bonus.
「従業員一人一人にボーナスが与えられた。」

individualはたくさん人がいる集団の中で
一人一人に着目した「個々の」「個人の」
「個人的な」という意味になります。

 

以下のようにeachを用いても、

Each employee was given a bonus.

文法的には問題ありませんが
ボーナスの額が全員同じである
可能性があります。

 

individualには、「個々の」に加えて
“それぞれ異なる”という意味もあり、

individualを付けると一人一人
それぞれ異なる額のボーナスを貰った
という意味になります。

 

以下もindividualを用いた例文ですが、

The teacher paid attention to each individual student.
「先生は、各個人の生徒に注意を払いました。」

先生が生徒一人一人に着目している
ことを表しています。

 

private・personal・individualのまとめ

private・personal・individualは
「個人の」という意味ですが、
ニュアンスに違いがあります。

 

privateは、公の反対で「私的な」
「個人の」という意味を表します。

人の目から隠されていたり、
または公にされていない事柄や
場所などを指します。

 

personalは、「個人の」「個人的な」
という意味で個人に関係するもの、

または個人が直接所有していたり
関係しているものを指します。

 

感情、意見、経験など、個人的な特徴や
所有物に関係する場合に使います。

 

individualは、「個々の」「独自の」
という意味で一人一人を強調したり、
個々の事例や事物を表す時に用います。

 

ここでは、似た意味を持っている
private・personal・individualの違い
と使い方について解説しましたが、

脳は複数の情報を関連付けて覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

このように類義語を一緒に覚えると
英単語も早く記憶することができます。

大人の効率的な英単語の覚え方

 

以下では、「独特な」と似た意味を持つ
unique・peculiar・individual・distinctive・
characteristicの違いについて解説しています。