eachとeveryの違い!each of the 名詞の使い方なども解説

eachとeveryの違い

eachとeveryの違いや使い方
について、明確に知っている方は
少ないのではないでしょうか?

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
eachとeveryの違いと使い方について
例文を用いて解説します。

eachとeveryの違い

eachの意味は「それぞれの」で、
人や物を一つずつ別々に見ていく
ような時に用いられます

 

これに対し、everyは「全ての」
「あらゆる」という意味で、

人や物を1つのグループとした上で
一つ一つ見ていく時に用いられます

 

そして、eachは2つ以上、
everyは3つ以上に用いられます。

eachとeveryの違い

 

eachとeveryの発音は、
それぞれ以下になります。

・each

・every

 

それでは、以下に例文を用いて
eachとeveryの違いと使い方について
詳しくみていきます。

 

eachとeveryの使い方

以下はeachを用いた例文ですが、

Each student wears a different cloth.
「それぞれの生徒が、異なる服を着ている。」

生徒一人一人が別々の服を着ている
ということを表しています。

 

以下のようにeveryを用いると、

Every student wears a different cloth.
「全ての生徒が、異なる服を着ている。」

生徒全員を1つのグループとして
一人一人が違う服を着ているという
ことを表します。

eachとeveryの使い方

 

このように、同じ状況でも、
eachを用いた時とeveryを用いた時で
表すニュアンスが異なります。

そして、どちらも後ろに名詞を置く時
単数になるので、主語が三人称単数で
動詞にsが付きます。

 

また、以下の例文のように、

He is holding a smartphone in each hand.
「彼は、両手にスマホを握っています。」

eachは2つ以上を表す時に用いるので
each handで「それぞれの手」という
直訳から「両手」という意味になります。

 

everyは3つ以上を表す時に用いるので、
every handとは言いません。

 

ここまでは、名詞を修飾する
形容詞としての使い方になり、

以下のようにeachは副詞として
用いられることもあります。

They sell apples 100 yen each.
「彼らは、りんごを1個100円で売っています。」

 

この英文で用いられているeachは、
「それぞれを」→「売っています」
と動詞のsellを修飾しています。

 

そして、apples 100 yen eachの直訳は
「りんごそれぞれを100円で」ですが、

日本語として少し不自然な感じがするので
「りんごを1個100円で」としました。

 

以下では、eachの名詞としての
使い方について解説します。

 

each 名詞とeach of the 名詞

以下の例文のように、

Each student wears a different cloth.
「それぞれの生徒が、異なる服を着ている。」

と言うと、何人いるか分からない
生徒達それぞれが異なる服を着ている
ということを表します。

 

これに対し、以下の例文のように、

Each of the students wears a different cloth.
「その生徒達の一人一人が、異なる服を着ている。」

あるクラスの生徒達というように
人数が特定できるあるグループの中の
生徒達がそれぞれ異なる服を着ている
ということを表します。

 

ただ、どちらもeachが主語になるので、
三人称単数扱いで動詞にsが付きます。

 

allとeveryの違いと使い方

everyは形容詞としての役割のみで、

同じく「全ての」という意味を持つ
形容詞allとeveryの違いと使い分け方
について以下で解説しています。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、eachとeveryの違いと
使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

e-book 無料プレゼント