thus・hence・thereforeの違い!英語で従っての使い方

thus・hence・thereforeの違いと使い方

英語で「従って」「だから」と似た
意味を持つthus・hence・thereforeは、
以下のような違いがあります。

  • thus:学術や技術的な文章で「従って」
  • hence:論理的な結論の話をする時に「従って」
  • therefore:証拠に基づく論理的な結果を表し「従って」

 

thus・hence・thereforeは
フォーマルなニュアンスなので、

日常会話では「だから」という意味
を持つ接続詞のsoが用いられます。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っているsoと
thus・hence・thereforeの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

thus・hence・thereforeの違い

thus・hence・thereforeは、
「従って」「だから」と
似た意味を持っていますが、

以下のような違いがあります。

thus・hence・thereforeの違い

 

thusは「従って」「だから」
という意味を持ちますが、

提示された情報から導かれる
論理的な結論や推論を強調し、

フォーマルなニュアンスで学術や
技術的な文章でよく使われます。

 

henceも「従って」「だから」
という意味を持っていますが、

論理的な結論の話をする時に
用いられます。

henceは、会話ではあまり
用いられません。

 

thereforeも「従って」「だから」
という意味を持っていますが、

証拠や推論に基づく論理的な結果や
推論を表します。

 

thereforeは文章を書く時や、
フォーマルなニュアンスで
話し言葉で用いられます。

 

thus・hence・thereforeの発音は、
それぞれ以下になります。

・thus

・hence

・therefore

 

それでは、以下に例文を用いて
thus・hence・thereforeの違いと
使い方について詳しく解説します。

 

thus・hence・thereforeの使い方

ここでは、例文を用いて
thus・hence・thereforeの使い方
についてご説明します。

thus・hence・thereforeの使い方

 

thusの例文と使い方

以下はthusを用いた例文ですが、

The company invested in new technology.
Thus the productivity improved.
「その会社は、新しい技術に投資した。
だから、生産性が改善した。」

thusは提示されたデータから導かれる
論理的な結論や推論を強調するので、

この英文は新しい技術に投資したという
情報から生産性が改善したという結論を
強調することを表します。

 

thusはフォーマルなニュアンスなので、
学術や技術的な文章でよく使われます。

そして、thusは副詞なので文頭で使う
ことができます。

 

thusは会話ではあまり用いられず、
会話では以下のように接続詞のsoが
用いられることが多いです。

The company invested in new technology,
so the productivity improved.
「その会社は、新しい技術に投資した。
だから、生産性が改善した。」

 

henceの例文と使い方

以下はhenceを用いた例文ですが、

Diamonds are rare in this country.
Hence they are valuable.
「この国ではダイヤモンドは珍しい。
従って、(それらは)価値が高い。」

henceは論理的な結論の話をする
場合に用いられます。

 

そして、henceは副詞なので
文頭で使うことができます。

 

henceは会話ではあまり用いられず、
会話では以下のように接続詞のsoが
用いられることが多いです。

Diamonds are rare in this country,
so they are valuable.
「この国ではダイヤモンドは珍しい。
だから、(それらは)価値が高い。」

 

thereforeの例文と使い方

以下はthereforeを用いた例文ですが、

The results were inconclusive.
Therefore, further research is needed.
「その結果は、決定的ではなかった。
従って、さらなる研究が必要です。」

thereforeは証拠や推論に基づく
論理的な結果や推論を表すので、

この英文は、結果が決定的で
なかったという証拠に基づいて、

さらなる研究が必要であるという
結果になったことを表しています。

 

thereforeはフォーマルなニュアンスで、
実験や研究の結果と仮説の確認との間の
強い関連性を強調します。

そして、thereforeは副詞なので文頭で
使うことができます。

 

thereforeは文章を書く時や、
話し言葉で用いられますが、

会話で用いるとフォーマルな
ニュアンスになります。

 

カジュアルな会話では、
以下のように接続詞の
soが用いられます。

The results were inconclusive,
so further research is needed.
「その結果は、決定的ではなかった。
だから、さらなる研究が必要です。」

 

ここまでが、thus・hence・thereforeの
違いと使い方についての説明になります。

 

会話では接続詞のsoを使う

thus・hence・thereforeは、
フォーマルなニュアンスで
書き言葉で使われることが多く、

日常会話では「だから」という意味を
持つ接続詞のsoが良く用いられます。

英語で「だから」という意味のsoの使い方

 

soの発音は、以下になります。

 

接続詞のsoは前の情報に基づいて
「だから~」と結果や結論を表し、
日常会話でよく使われます。

soは、書く時に文頭で使えません。

 

以下はsoを用いた例文ですが、

He studied hard for the exam
so he passed it.
「彼は、その試験のために一生懸命勉強した。
だから、彼は(それに)合格した。」

一生懸命勉強をした結果、
試験に合格したというように、

前の情報に基づいて「だから~」と
soに続く文は結果や結論を表します。

 

soは日常会話でよく使われる接続詞ですが、
書く時は文頭に用いることができないので
気をつけましょう。

 

そして、この例文は以下のように
訳すこともできます。

「彼は一生懸命勉強したので、試験に合格した。」

 

以下もsoを用いた例文ですが、

She loves to travel,
so she decided to visit Paris.
「彼女は、旅行をすることが大好きです。
だから、彼女はパリを訪れることを決めた。」

旅行をすることが大好きなので、
彼女はパリを訪れることを決めた
というように、

前の情報に基づいて「だから~」と
soに続く文は結果や結論を表します。

 

この例文は、以下のように
訳すこともできます。

「彼女は旅行をすることが大好きなので、
パリを訪れることを決めた。」

 

これらsoを用いた文は「~なので」
という意味を持つ接続詞becauseを
用いて書き換えることができますが、

soとbecauseの英文の書き換えについて
以下で例文を用いて解説しています。

 

thus・hence・thereforeのまとめ

ここでは、thus・hence・therefore
の違いについて解説しましたが、

thusは形式的で論理的な結論を強調し、
「だから」「従って」という意味で
学術や技術的な文章でよく使われます。

 

thereforeも形式的で「従って」
「だから」という意味を持ち、

証拠や推論とその結果との強い
関連性を示します。

 

ここでは、thus・hence・thereforeの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

e-book 無料プレゼント