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it will beとit would beの違い!意味と使い方について解説

  • B!

it will beのwillは推量を表し、
it will beは「~だろう」という
意味になります。

そして、it would beは願望を表し、
~ならいいなあ」という意味です。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

形が似ているけど意味が異なる
it will beとit would beの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

it will beとit would beの違い

it will beとit would beは似ていますが、
表わす意味は違います。

 

it will beのwillは、「~だろう」
という推量の意味を表します。

 

以下はit will beを用いた例文ですが、

It will be sunny tomorrow.
「明日は、晴れるだろう。」

明日は晴れるだろうと明日の天気を
推測していることを表わします。

 

it would beは「~ならいいなあ」と、
wouldはwillより実現性が低いことに
対する願望を表します。

 

以下はit would beを用いた例文ですが、

It would be sunny tomorrow.
「明日は、晴れるといいなあ。」

明日雨の予報が出ていて晴れる可能性
が低いけど、晴れて欲しいなあという
願望を持っていることを表わします。

 

it would beのほうがit will beより弱く
実現性が低いことへの願望を表すのは、

wouldがwillの過去形でwillより未来から
遠ざかるためです。

 

wouldがwillの過去形についての解説は、
以下を参考にしてください。

助動詞willとwouldの違いと使い方

 

it will beとit would beの発音は、
それぞれ以下になります。

・it will be

・it would be

 

it will beとit would beの使い方

それでは、ここからは例文を用いて
it will beとit would beの使い方について
さらに詳しくみていきます。

 

it will beの例文と使い方

以下はit will be用いた例文ですが、

It will be difficult  to solve the problem.
「その問題を解くのは、難しいだろう。」

その問題を解くことが難しいということを
話し手が推測していることを表わします。

 

この英文のItは仮主語(形式主語)で、
真主語(本当の主語)はto solve the problem
「その問題を解くこと」です。

 

以下でも間違いではありませんが、

To solve the problem will be difficult.

英語は結論を先に伝える傾向があるので
主語が長くなる時には仮主語Itを用いて
真主語を文末に置くことがよくあります。

 

仮主語の使い方について
詳しい解説が必要な場合は、
以下を参考にしてください。

仮主語(形式主語)の使い方

 

そして、その問題を解くのが
誰にとって難しいのかを示す場合は、

to不定詞の前にfor(ofの場合もあり)
+名詞または代名詞の目的格を置いて
以下のように表します。

It will be difficult  for him to solve the problem.
「その問題を解くのは、彼には難しいだろう。」

 

for himはto solve the problem
の動作を誰がするのかを表し、
意味上の主語と呼ばれます。

 

to不定詞の意味上の主語については、
以下で詳しく解説しています。

to不定詞の意味上の主語

 

it would beの例文と使い方

以下はit would beを用いた例文で、

It would be happy to travel all over the world.
「世界中、旅行できたら幸せだろうなあ。」

実際は世界中、旅行をすることができる
可能性が低く、旅行できたらいいなあと
言う場合はit would beを用います。

 

It would be 形容詞(…) to ~ という形で、
「~できたら…だろうなあ」という意味で
願望を表す時に使えると便利です。

 

もっと実現する可能性が低い場合は、
以下のようにI wish+仮定法を用いる
こともあります。

I wish I could travel all over the world.
「世界中、旅行できたらいいなあ。」

 

I wish+仮定法の詳しい解説は、
以下を参考にしてください。

I wish+仮定法

 

ただ、これらの表現を覚えて使える
ようにするのが難しいと感じる場合、

以下の例文のようにwant toを用いても
同じようなことを伝えることができます。

I want to travel all over the world.
「私は世界中、旅行をしたいと思っています。」

 

そして、It would be nice to+動詞の原形で、
「~だといいなあ」「~できたらいいなあ」
という意味になります。

 

例えば、以下の英文は、

It would be nice to see you.

以下の意味になります。

「あなたに会えたらいいなあ。」

 

It would be nice if S could+動詞の原形で、
「~なら嬉しいです」「~なら幸いです」
という意味になります。

 

例えば、以下の英文は、

It would be nice if you could help me.

以下の意味になります。

「あなたにが(私を)手伝ってくれたら嬉しいです。」

 

it would beの願望以外の使い方

ここでは、「~だろう」という
it would beの願望以外の使い方
についてご紹介します。

 

It would be possible to ~

以下の例文のように、

It would be possible to change the schedule.
「スケジュールを変更するのは、可能だろう。」

it would be possible to ~ で
「~するのは可能だろう」
という意味になります。

 

この形ではwillも用いられ、

It will be possible to change the schedule.
「スケジュールを変更するのは、可能だろう。」

willよりwouldのほうが可能性が低い
ニュアンスになります。

 

そして、質問する時はit would be
の疑問文がよく用いられます。

Would it be possible to change the schedule?
「スケジュールを変更するのは、可能だろうか。」

 

It would be the best to ~

以下の例文のように、

It would be the best to choose the.
「その会社を選ぶのは、最適だろう。」

it would be the best to ~ で
「~するのは最適だろう」
という意味になります。

 

「~にとって最適だろう」と言う時は、
以下のようにto不定詞の前に意味の主語
for ~ 「~にとって」を置きます。

It would be the best for you to choose the.
「その会社を選ぶのは、あなたにとって最適だろう。」

 

It would be hard/difficult to ~

以下の例文のように、

It would be hard/difficult to do the work.
「その仕事をするのは、大変/難しいだろう。」

it would be hard/difficult to ~ で
「~するのは大変/難しいだろう」
という意味になります。

 

「~には大変/難しいだろう」と言う時は、
以下のようにto不定詞の前に意味の主語
for ~ 「~には」を置きます。

It would be hard/difficult for her to do the work.
「その仕事をするのは、彼女には大変/難しいだろう。」

 

it will beとit would beのまとめ

it will beとit would beの2つは、
似ていますが意味は違います。

 

it will beは「~だろう
という意味で推量を表し、

it would beは「~ならいいなあ
という意味で願望を表します。

 

it would beは「~だろう」という意味で、
it will beより可能性が低い推量を表す
こともあります。

 

ここでは、it will beとit would beの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

似ている言葉をまとめて覚えると効率よく
英単語や表現を記憶することができます。

 

以下では、「~したい」と似た意味を持つ
wantとwould likeの違いと使い方を解説して
いますので、合わせて参考にしてください。

 

What would likeやHow would you like他、
would you likeに関連する表現については
以下で例文を用いて解説しています。