家に帰るを英語で!go home・come home・get homeの違い
英語で「家に帰る」という意味を持つ
go home・come home・get homeには、
以下のような違いがあります。
- go home:家に帰って行く
- come home:家に帰って来る
- get home:家に着く
脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
go home・come home・get home
の違いと使い方について解説します。
目次
go home・come home・get homeの違い
go homeを直訳すると
「家に行く」ですが、
go homeは学校や会社などの出先から
「家に帰る」という意味になります。
come homeの直訳は「家に来る」で、
家にいる人が「帰宅した」場合や
自分以外の家族が「家に帰って来る」
という場合に用いられます。
get homeは、家に“到着すること”に
焦点を当てて「家に着く」「家に帰る」
という意味で用いられます。
get homeは到着のプロセスや手段を
強調するので、何か交通手段を使って
家に帰るという時によく使われます。
go home・come home・get homeの
発音は、それぞれ以下になります。
・go home
・come home
・get home
go home・come home・get homeの使い方
ここからは、例文を用いて具体的に
go home・come home・get homeの
使い方の違いについてみていきます。
go homeの例文と使い方
以下はgo homeを用いた例文ですが、
I’ll go home from my office.
「私は、事務所から家に帰るつもりです。」
自分が事務所などの出先にいて
そこから家に帰るという場合には
go homeが用いられます。
以下の例文のように、
I’ll go back home from my office.
goとbackの間にbackを入れて
go back homeとしても「家に帰る」
という意味になります。
ただ、go back homeは“予期せぬ理由で”
家に帰るというニュアンスになります。
なので、英会話で一般的に「家に帰る」
という場合はgo homeが用いられます。
come homeの例文と使い方
自分が家にいる場合や家族など家に
いる人に「家に帰る」という場合は、
「家に戻る」という意味になるので
以下のようにcome homeを用います。
I’ll come home from my office
「私は、事務所から家に戻るつもりです。」
よって、「家に帰るよ。」
と家族に伝える場合は、
以下のように言います。
I’m coming home.
このように、話し手が聞き手に近づく
場合はcome homeが適切です。
そして、以下の例文のように
My father came home just now.
「父親は、たった今家に帰ってきた。」
自分が家にいて以外の家族が
「家に帰る」という場合にも
come homeが用いられます。
get homeの例文と使い方
以下はget homeを用いた例文ですが、
I’ll get home by taxi.
「私は、タクシーで家に帰ります。」
get homeは帰る手段を強調するので
後ろに交通手段が付くことが多いです。
以下もget homeを用いた例文ですが、
She’ll get home at 5 p.m.
「彼女は、午後5時に家に着くだろう。」
get homeは到着する時刻と一緒に
用いられることも多いです。
そして、get homeは家に到着する
時刻が午後5時という意味ですが、
以下のようにgo homeを用いると
家に帰り始めるのが午後5時という
意味になります。
She’ll get home at 5 p.m.
「彼女は、午後5時に家に帰りました。」
その他の「家に帰る」という意味の英語表現
go home・come home・get home以外に、
arrive homeとreturn homeにも「家に帰る」
「家に着く」という意味があります。
arrive homeもget homeと同様に、
家に到着することに焦点が当たり
「家に着く」という意味です。
arriveは「到着する」という意味で、
getは「手に入れる」という意味なので、
文法的に「家に着く」という意味では
arrive homeが正しいことになりますが、
日常英会話などカジュアルな場面では
get homeが用いられます。
returnには「戻る」という意味があり、
return homeは「家に戻る」という
意味から「帰宅する」という意味で
用いられます。
return homeは、一時的に離れていた
物理的な距離がある場所から家に帰る、
例えば「(海外から)帰国する」など
という場合によく用いられます。
arrive homeとreturn homeの発音は、
以下になります。
・arrive home
・return home
それでは、以下に例文を用いて
arrive homeとreturn homeの違いと
使い方をみてみます。
arrive homeの例文と使い方
以下はarrive homeを用いた例文ですが、
She’ll arrive home at 5 p.m.
「彼女は、午後5時に家に着くだろう。」
arrive homeは家に到着することに
焦点が当たり、家に到着する時刻と
一緒に用いられることが多いです。
get homeを用いると、arrive homeより
カジュアルなニュアンスになります。
She’ll get home at 5 p.m.
「彼女は、午後5時に家に着くだろう。」
return homeの例文と使い方
以下はreturnを用いた例文ですが、
He returned home just now.
「彼は、今ちょうど帰宅しました。」
return homeもcome homeと同じく
帰宅するという意味で使われます。
以下の例文のように、return homeは
海外から「帰国する」という場合にも
用いられます。
I will return home from England.
「私は、イングランドから帰国します。」
直訳「私は、イングランドから家に戻ります。」
このように、return homeは一時的
に離れていた遠い場所から家に帰る、
帰国するという場合に用いられます。
go home・come home・get homeのまとめ
go homeは行動の方向性を強調し、
例えば、外出先から家に向かって
帰るという時に使います。
come homeは話し手が家にいて、
「家に帰ってきた」「帰宅した」
という時に使います。
または、話し手が家にいて他の人が
「家に帰って来る」「帰宅する」
という際にも使います。
get homeとarrive homeは到着
のプロセスや手段が強調され、
交通手段を使って家に帰る際に
よく使われます。
return homeは物理的な距離がある
場所から家に帰る場合に使用され、
帰国するという時にも使います。
ここでは、似た意味を持っている
go home・come home・get home・
arrive home・return homeの違いと
使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、「戻る」と似た意味を持つ
go back・come back・get backの違い
と使い方について解説しています。