merit・strength・advantageの違い!英語で利点・長所の使い方
英語で「利点」「長所」を表す
merit・strength・advantageは、
以下のような違いがあります。
・merit
ある物の優れた「価値」や「利点」、
後天的に備わった「長所」
・strength
人にもともと備わっている先天的な
「長所」または後天的な「長所」
・advantage
何かを達成するにあたって有利な点
という意味での「利点」「長所」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
merit・strength・advantageの違い
と使い方を例文を用いて解説します。
また、assetやbenefitなど、長所に近い
意味を持つ英単語も紹介しています。
目次
meritとstrengthの違い
meritは、ある物の賞賛されるべき
優れた「価値」「利点」「美点」、
後天的に備わった「長所」という
意味で用いられます。
meritに対し、strengthはもともと
備わっている先天的な「長所」と、
後から備わった後天的な「長所」の
どちらにも用いられます。
そして、「長所」という意味では、
strengthが一般的に用いられます。
それでは、以下に例文を用いて
meritとstrengthの違いと使い方
について詳しくみていきます。
meritの例文と使い方
以下はmeritを用いた例文ですが、
The machine has merits and demerits.
「その機械には、長所と短所がある。」
meritは後天的に備わった長所を表し、
もともと備わっていたものではなく
後で加えられた長所になります。
demeritは「短所」という意味で、
meritの反対の意味を表します。
以下の例文のように、
The idea has a merit for us.
「そのアイデアは、私達にとって利点がある。」
meritには長所の他に「利点」
という意味もあります。
meritの発音は、以下になります。
strengthの例文と使い方
以下はstrengthを用いた例文ですが、
Honesty is his strength.
「誠実さは、彼の長所です。」
正直であること(誠実さ)は、
生まれ持った彼の良い点(長所)
であることを表しています。
人の「長所」という場合、
このようにstrengthが用いられ、
生まれ持った先天的な「長所」、
後で備わった後天的な「長所」の
どちらにも用いられます。
strengthの発音は、以下になります。
strong pointも「長所」という意味で、
strengthと同じように用いられます。
Honesty is his strong point.
strong pointの発音は、以下になります。
また、以下の例文のように、
Her strength is quick at work.
「彼女の強みは、仕事が早いことです。」
strengthは「強み」という意味でも
用いられます。
quick at workを直訳すると
「仕事で素早い」となり、
「仕事が早い」という意味で
用いられます。
meritとadvantageの違い
meritは、ある物の優れた「価値」
後天的に備わった「長所」を表し、
advantageは、何かを達成するための
「有利な点」「強み」という意味から、
「長所」「メリット」という意味で
用いられることもあります。
それでは、以下に例文を用いて
meritの違いと合わせてadvantage
の使い方についてみていきます。
advantageの例文と使い方
以下はadvantageを用いた例文ですが、
He has an advantage to achieve the goal.
「彼は、その目的を達成するための
強みを持っている。」
彼がその目的を達成するのに有利な点や
強みを持っていることを表します。
advantageには「長所」
という意味もありますが、
以下のように「有利」という意味で
用いられることが多いです。
He has an advantage when he plays basketball
because he is very tall.
「彼はとても背が高いので、
バスケットボールをする時に有利です。」
また、以下の例文のように、
There is an advantage for me to do it.
「私には、それをするメリットがある。」
advantageは「メリット」という意味で
用いられることもあります。
advantageの発音は、以下になります。
長所に近い意味を持つ英単語
以下に、長所に近い意味を持つ
その他の英単語を紹介します。
・asset
assetは、「資産」という意味から
会社の「強み」という意味もあります。
以下は、例文です。
The asset of the store is the staff.
「そのお店の強みは、スタッフです。」
※staffの複数形は、staffです。
assetの発音は、以下になります。
・benefit
benefitは、長所や利点(merit)から
生まれる「利益」という意味です。
以下の例文は、英語を話せるという
長所から、彼女がたくさんの利益を
得ていることを表しています。
She derives a lot of benefit
because she can speak English.
「彼女は英語を話せるので、
多くの利益を得ている。」
benefitの発音は、以下になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
merit・strength・advantageの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。