turn・spin・rotate・revolveの違い!回る・回すを英語で

英語で「回る」「回す」を表す
turn・spin・rotate・revolveは、
以下のようにな違いがあります。
turn:円を描くように「回る」「回す」
spin:高速でくるくる「回る」「回す」
rotate:軸を中心にして「回る」「回す」
revolve:何かを中心に「回る」「回す」
脳は複数の情報を関連付けて
覚えると記憶しやすいので、
ここでは、似た意味を持っている
turn・spin・rotate・revolveの違いと
使い方について例文を用いて解説します。
目次
turnとspinの違い
turnは、完全に一回転しなくても、
円を描くように回る・回すという
意味で広く一般的に用いられます。
turnに対し、spinは高速で何度も
回る・回すという意味です。
そして、turnとspinの発音は、
それぞれ以下になります。
・turn
・spin
それでは、以下に例文を用いて
turnとspinの違いと使い方について
詳しくみてみます。
turnを用いた例文
以下はturnを用いた例文ですが、
She turned the faucet.
「彼女は、蛇口をひねった。」
turn the faucetで「蛇口を回す」
という意味から「蛇口をひねる」
という意味になります。
このように、“~を”という
目的語を置く動詞は他動詞で、
以下のように目的語を置けない
動詞は自動詞といいます。
The faucet doesn’t turn.
「その蛇口は、回らない。」
この英文は、壊れていたりして
ひねってもその蛇口が回らない
ということを表します。
また、以下の例文のように、
He often turns while he is sleeping.
「彼は寝ている間に、よく寝返りを打つ。」
He turnsの直訳は「彼は回る」ですが、
while he is sleeping「寝ている間に」
を付けると「寝返りを打つ」という
意味になります。
そして、これらの例文のように、
turnは完全に一回転しなくても
用いることができます。
以下では、「なる」という意味の
turnとget・become・go・comeの違い
について解説しています。
spinを用いた例文
spinは、turnのようにただ
「回る」「回す」のではなく、
高速で「回る」「回す」という
意味になります。
以下はspinを用いた英文ですが、
The boy likes to spin a top.
「その少年は、コマを回すことが好きです。」
コマは高速で回転するので
turnではなくspinを用います。
また、このspinはa top「コマ」
という目的語をとっているので、
他動詞です。
spinは、以下のように、
目的語をとらない自動詞
としても用いられます。
The top is spinning.
「そのコマは、(くるくる)回っている。」
このように、spinは高速で何度も
グルグル回転することを表します。
次に、rotateとrevolveの意味の違いと
使い方について以下で解説します。
rotateとrevolveの違い
rotateは、軸を中心として
回転する・回転っせるという
意味での「回る」「回す」
という意味になります。
rotateが軸を中心にして
「回る」「回す」という
意味であるのに対して、
revolveは軸やそれ以外の何かを
中心に回転する・回転させる
という意味での「回る」「回す」
という意味になります。
rotateとrevolveの発音は、
それぞれ以下になります。
・rotate
・revolve
それでは、以下に例文を用いて
rotateとrevolveの違いと使い方
について詳しくみてみます。
rotateを用いた例文
以下はrotateを用いた例文ですが、
The earth rotates 365 times a year.
「地球は1年に365回、回転する。」
地球が“軸を中心に”回る”という
ことを表します。
上の例文のrotateは自動詞ですが、
rotateは以下のように目的語を置き
他動詞としても用いられます。
You should rotate it to the left.
「あなたは、それを左に回すべきだ。」
この例文も、それを“軸を中心として”
回すということを表します。
このように、rotateは軸を中心として
回転することを表す場合に用います。
revolveを用いた例文
以下はrevolveを用いた例文ですが、
The moon revolves around the earth.
「月は、地球の周りを回っている。」
月が地球を中心にして回転している
ことを表します。
この英文のrevolveは、以下のように
turnに置き換えることもできます。
The moon turns around the earth.
上の例文のrevolveは自動詞ですが、
revolveは以下のように目的語を置き
他動詞としても用いられます。
Children revolve a pencil with their fingers.
「子供達は、指で鉛筆を回す。」
rotateは軸を中心にして回る・
回す時のみに用いられますが、
revolveは軸以外にも何かを中心に
回る・回す時にも用いられます。
turnとswivelの違い
turnは色々な物を「回す」
という意味がありますが、
swivelは「スイベル」という
名詞としての意味から
「スイベルで回転させる」
という意味があります。
また、「クルリと回す」や
「クルリと回る」といった
意味でも用いられます。
swivelの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
swivelの使い方をみてみます。
swivelの例文と使い方
以下はswivelを用いた例文ですが、
He swiveled a chair around to face his desk.
「彼は椅子をクルリと回し、
彼の机に向かった。」
swivel ~ aroundで「~をクルリと回す」
という意味になります。
to face the deskの部分は
to不定詞の副詞的用法で、
「机に向かうために」という
意味になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
turn・spin・rotate・revolveの違い
と使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。