cut・slice・chop・dice・slash・minceの違い!切るを英語で
英語で「切る」と似た意味を持っている
cut・chop・slice・dice・slash・minceは、
以下のように意味が異なります。
cut:鋭い刃物などで「切る」
slice:パンなどを「薄く切る」
chop:肉や魚などを「細かく切る」
dice:野菜などを「さいの目に切る」
slash:ナイフ・剣などで「さっと切る」
mince:肉などを「細かく切り刻む」
脳は複数の情報を関連付けて
覚えると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持つcut・chop・
slice・dice・slash・minceの違いと使い方
について例文を用いて解説します。
目次
cut・slice・chopの違い
cut・slice・chopの違いですが、
cutは鋭い刃物などで「切る」、
sliceはパンや肉などを「薄く切る」、
chopは肉や魚などを「細かく切る」
なたや斧などで「ぶち切る」
という意味で用いられます。
それでは、以下に例文を用いて
cut・slice・chopの違いと使い方
についてみていきます。
cutの例文と使い方
以下はcutを用いた例文ですが、
Please cut the paper with scissors.
「ハサミでその紙を切って下さい。」
cutはハサミなど鋭い刃物で切る
という意味で用いられます。
ハサミや包丁などの
道具「で」を表す場合に、
前置詞withを用います。
with scissors「ハサミで」
よって、「包丁で切る」と言う時は、
with a kitchen knife「包丁で」を用い
以下のようになります。
I cut an apple with a kitchen knife.
「私は、包丁でりんごを切った。」
with a kitchen knifeで、
「包丁で」という意味です。
そして、「刀で切る」という場合は、
cut with a swordを用います。
果物や野菜などの食材以外に、
指など体の一部を切るという
場合にも用いられます。
I cut my finger while I was cutting an apple.
「りんごを切っている時に、私は指を切った。」
また、以下のようにcut into 数 piecesで、
「(数)に切る」という意味になります。
cut into three pieces「3つに切る」
「半分に切る」はcut into halvesで、
「小さく切る」はcut into small pieces
となります。
cutの過去形と過去分詞はcutで、
発音は以下になります。
sliceの例文と使い方
以下はsliceを用いた例文ですが、
I will slice the meat.
「私は、その肉を薄く切るつもりです。」
単に「切る」というcutと違い
sliceは「薄く切る」という場合に
用いられます。
例えば、薄く切るのではなく、
真っ二つに切るという場合には
以下のようにcutを用います。
I will cut the meat.
「私は、その肉を切るつもりです。」
これは、誰かと分けるために
二つに切るような状況です。
sliceの過去形と過去分詞はslicedで、
sliceとslicedの発音は以下になります。
chopの例文と使い方
以下はchopを用いた例文ですが、
She chopped the noodle dough.
「彼女は、麺の生地を細かく切った。」
包丁を持った手を早く動かして
細かく切ることを表します。
以下のように、chop ~ downで、
「~を切り倒す」という意味になります。
He will chop the tree down.
「彼は、その木を切り倒すだろう。」
chopの過去形と過去分詞はchoppedで、
chopとchoppedの発音は以下になります。
ここまでは、cut・slice・chopの
違いと使い方を解説してきましたが、
以下では、dice・slash・minceの
違いと使い方について解説します。
dice・slash・minceの違い
名詞として「サイコロ」
という意味があることから、
diceは「さいの目に切る・刻む」
という意味で用いられます。
そして、slashはナイフなどで
「さっと切る」「深く切る」、
minceには「細かく切り刻む」
という意味があります。
それでは、以下に例文を用いて
dice・slash・minceの違いと使い方
についてみていきます。
diceの例文と使い方
以下はdiceを用いた例文ですが、
He diced the meat.
「彼は、その肉をさいの目に切った。」
彼がその肉をサイコロ状に切った
ということを表します。
diceは「サイコロ」という意味から、
このようにサイコロの形になるよう
何かを切るという意味があります。
diceの過去形と過去分詞はdicedで、
diceとdicedの発音は以下になります。
slashの例文と使い方
以下はslashを用いた例文ですが、
He slashed a watermelon with a knife.
「彼は、ナイフでスイカをさっと切った。」
slashは「さっと切る」という
意味で用いられます。
普通にスイカを「切る」という場合は、
以下のようにcutを用います。
He cut a watermelon with a knife.
「彼は、ナイフでスイカを切った。」
そして、スイカを「薄く切る」という
場合は、以下のようにsliceを用います。
He sliced a watermelon with a knife.
「彼は、ナイフでスイカを薄く切った。」
また、以下の例文のように、
He slashed the paper.
「彼は、その紙を切り刻んだ。」
“深く切る”という意味から
slashには「切り刻む」という
意味もあります。
slashの過去形と過去分詞はslashedで、
slashとslashedの発音は以下になります。
minceの例文と使い方
以下はminceを用いた例文ですが、
Please mince the vegetable.
「その野菜を細かく切り刻んでください。」
minceは肉や野菜を細かく切り刻む
という意味で用いられます。
また、以下のようにminceの後ろには
色々な食材を置くことができます。
She minced meat.
「彼女は、肉を切り刻んだ。」
「肉を切り刻んだ」という意味から、
minced meatで「ひき肉にした」と
訳すこともできます。
minceの過去形と過去分詞はmincedで、
minceとmincedの発音は以下になります。
「細かく切り刻む」ではなく、
単に「細かく切る」という場合は
以下のようにchopを用います。
Please chop the vegetable.
「その野菜を細かく切ってください。」
She chopped meat.
「彼女は、肉を細かく切った。」
以下では、「料理する」と似た意味の
cook・make・prepareの違いと使い分け
について例文を用いて解説しています。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
cut・chop・slice・dice・slash・mince
の違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。