ちなみにを英語で!by the wayとincidentallyの違いと使い方

by the wayとas a side noteの違いと使い方

by the wayとincidentallyは
「ちなみに」と似た意味ですが、
以下のような違いがあります。

  • by the way:カジュアルな場面で用いられる
  • incidentally:主にフォーマルな場面で用いられる

 

脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
by the wayとincidentallyの違いと
使い方
について詳しく解説します。

by the wayとincidentallyの違い

by the wayは一般的に「ちなみに」
という意味で日常会話で用いられ、

カジュアルな会話で追加の情報や
話題を導入する時に用いられます。

by the wayとas a side noteの違い

 

そして、by the wayを文末に置くと
「ちなみに」という意味になりますが、

文頭に置くと「ところで」という意味
になり話の流れを変える役割をします。

 

「ところで」という意味のby the way
の使い方については最後に解説します。

 

incidentallyは「ちなみに」という意味で、

「偶然に」や「ついでに」という意味も
あるため、ふとした偶然や余談としての
情報提供に焦点を当てた表現です。

 

そして、主要な話題と直接関係しない、
またはあまり重要ではない情報を提供
するために用いられます。

 

incidentallyはカジュアルな
会話でも用いられますが、

フォーマルな文脈や文章で
よく用いられます。

 

by the wayとincidentallyの発音は、
それぞれ以下になります。

・by the way

・incidentally

 

by the wayとincidentallyの使い方

ここからは、例文を用いて
by the wayとincidentallyの違いと
使い方について解説します。

by the wayとas a side noteの使い方

 

例文を通して、それぞれの
違いをみてみましょう。

 

by the wayの例文と使い方

以下はby the wayを用いた例文ですが、

I’m going to the store later.
I have never been there before.
「私は後で、そのお店に行きます。
ちなみに、私はそのお店に行ったことがありません。」

by the wayは、一般的に会話の途中で
別の話題を導入するために使われます。

 

by the wayは主要なトピックから外れた
関連情報を提供するために使われますが、
その情報が重要ではない場合が多いです。

そして、カジュアルな会話や非公式な
場面でよく使われます。

 

ビジネスなど、フォーマルな場面では
incidentallyが用いられます。

 

incidentallyの例文と使い方

以下もincidentallyを用いた例文ですが、

We have succeeded in developing a new product.
Incidentally, the project cost more than expected.
「私達は、新しい製品の開発に成功しました。
ちなみに、このプロジェクトには予想以上の予算がかかりました。」

incidentallyは主要な話題に関連する追加
の情報を「偶然に」「ついでに」といった
ニュアンスで提供するために使われます。

 

incidentallyは、日常会話など
カジュアルな場面でも使われますが、

フォーマルな文脈や書かれた文書で
使用されることが多いです。

 

その他の「ちなみに」を表す英語表現

ここでは、by the wayとincidentally
以外の「ちなみに」という意味を持つ
英語表現をご紹介します。

その他の「ちなみに」を表す英語表現

 

as a side noteの意味と使い方

as a side noteも「ちなみに」という
意味がありますが、フォーマルな
文脈や文章で使われます。

as a side noteは、話の本筋からは
外れるが、注目に値する追加情報を
提供したい場合に使われます。

 

以下はas a side noteを用いた例文ですが、

We are talking about new product designs.
As a side note, the same design concept is used in other products.
「私達は、新製品のデザインについて話しています。
ちなみに、同じデザインコンセプトが他の製品でも使われています。」

as a side noteはメインの話題とは異なるが、
何らかの形で関連がある情報や考察を示す
場合に用いられます。

 

as a side noteは、話題を転換するより
ある情報の補足や興味深いポイントを
指摘する際に適しています。

 

as a side noteの発音は、以下になります。

 

For your informationの意味と使い方

For your informationにも「ちなみに」
という意味がありますが、

ビジネス文書やビジネスメールなどで
「参考までに」「補足すると」という意味で
情報を追加するためによく用いられます。

 

TOEICテストのリーディングパートでも
よく見かける表現です。

 

以下は、例文です。

For your information, the new policy will take effect from the first of next month.
「参考までに、新しい方針は来月の1日から施行されます。」

For your information, the parking lot will be closed for maintenance this weekend.
「参考までに、今週末に駐車場がメンテナンスのため閉鎖されます。」

 

For your informationの発音は、以下になります。

 

by the wayとincidentallyのまとめ

by the wayとincidentallyは、
どちらの表現も「ちなみに」という
意味で使われる点は共通していますが、

その使用される文脈やニュアンスには
違いがあります。

 

by the wayは文末に置いた時は
「ちなみに」という意味になり、

カジュアルな会話で話題の転換や
情報を追加するために使われます。

 

incidentallyもカジュアルな
場面で用いられますが、

incidentallyはフォーマルな状況や
文書で使われることが多いです。

 

そして、重要な補足情報や興味深い
観察を提示する際に用いられます。

 

ここでは、by the wayとincidentallyの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、「ところが」と似た意味を持つ
anywayとby the wayの違いと使い方について
例文を用いて解説しています。

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