profession・occupation・vocationの違い!英語で職業の使い方
英語で「職業」という意味を持つ、
profession・occupation・vocationは
以下のような違いがあります。
- profession:専門的な知識が必要な「職業」
- occupation:訓練を受ける必要がある「職業」
- vocation:「天職」という意味での「職業」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
profession・occupation・vocation
の違いと使い方について例文を
用いて解説します。
「仕事」と似ている意味を持つ、
job・work・taskの違いと使い方
についても解説しています。
目次
professionとoccupationの違い
professionは、弁護士・医師・教師
といった専門的な知識を必要とする
「職業」を表します。
professionに対してoccupationは、
規則的に従事し、そのための訓練を
受けた「職業」を表します。
英語で履歴書などの職業の欄は
occupationと書かれていますが、
occupationはフォーマルな言葉で
日常会話ではあまり使われません。
professionとoccupationの発音は、
それぞれ以下になります。
・profession
・occupation
それでは、以下に例文を用いて
professionとoccupationの違いと
使い方についてみていきます。
professionの例文と使い方
以下はprofessionを用いた例文ですが、
She’s a lawyer by profession.
「彼女の職業は、弁護士です。」
professionは弁護士など、
専門知識が必要な職業を表します。
また、by professionで
「職業は」という意味になり、
「彼女の職業は、弁護士です。」を
Her profession is a lawyer.と言うと
ネイティブからすると変な感じで、
She’s a lawyer by profession.が
用いられるようです。
professionは専門職という意味から、
medical professionで「医師仲間」
という意味があります。
そして、以下の英文ように、
He entered the medical profession
when he became 30 years old.
「彼は30才になった時に、
医者になった。」
entered the medical profession
「医師仲間に入った」で、
「医者になった」という
意味になります。
occupationの例文と使い方
以下はoccupationを用いた例文ですが、
It’s a good occupation.
「それは、良い職業です。」
生計を立てるために行われる活動と
occupationは硬い感じになります。
通常の会話では、以下のように
jobが用いられることが多いです。
It’s a good job.
「それは、良い仕事です。」
また、以下のように質問すると、
フォーマルな感じになります。
What’s your occupation?
「あなたの職業は、何ですか。」
では、日常会話では
以下のように聞くかというと
そうでもありません。
What’s your job?
「あなたの仕事は、何ですか。」
仕事はなんですか?と聞く時に
どのように言ったらよいのか、
仕事という意味を持つ英単語と
合わせて以下で解説しています。
vocationの意味と使い方
vocationは、使命感をもって従事する
「天職」という意味での職業を表します。
vocationの発音は、以下になります。
以下はvocationを用いた例文ですが、
I think teaching is my vocation.
「私は、教えることは私の天職だと思う。」
教える仕事が神に与えられたような
天職であることを表しています。
また、choose a jobと言うと
単に「仕事を選びなさい。」
という意味になりますが、
choose a vocationと言うと
「天職を選びなさい。」と、
使命感を持って働けるような仕事を
選びなさいという意味になります。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、似た意味を持っている
profession・occupation・vocationの
違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。