everyoneとeverybodyの違いと使い方!なぜ三人称単数?
everyoneとeverybodyは共に
「みんな」という意味ですが、
以下のような違いがあります。
everyoneは「みなさん」と
フォーマルなニュアンスで、
everybodyは「みんな」と
カジュアルなニュアンスです。
カジュアルな会話や文ではeverybody、
フォーマルな会話や文ではeveryoneが
用いられることが多いです。
そして、everyoneとeverybodyは
三人称単数扱いになります。
脳に複数の関連した情報をセットで
インプットすると記憶しやすいので、
ここでは、似た意味を持っている
everyoneとeverybodyの違いと使い方
について例文を用いて解説します。
また、everyoneとeverybodyは
なぜ三人称単数扱いになるのか?
についてもご説明します。
目次
everyoneとeverybodyの違い
everyoneとeverybodyは「みんな」と
意味に大きな違いはありませんが、
everyoneはフォーマルで「みなさん」、
everybodyはカジュアルで「みんな」
というニュアンスで用いられます。
話す時(口語)では、カジュアルな
シチュエーションではeverybodyが、
Is everybody ready to go?
「みんな、行く準備はできてますか。」
フォーマルなシーンや文章(文語)では
everyoneが使われることが多いです。
Everyone is expected to attend the meeting.
「全員が、その会議に出席することを期待されています。」
ただ、日常英会話ならそこまで
きっちり使い分けようとしなくて
大丈夫だと思います。
everyoneとeverybodyの発音は、
それぞれ以下になります。
・everyone
・everybody
everyoneとeverybodyの使い方
ここからは、例文を用いて
everyoneとeverybodyの違いと
使い方についてみていきます。
everyoneの例文と使い方
例えば、スピーチなどで、
「こんにちは。みなさん!」
と呼びかける時は以下のように
everyoneを用います。
Hello, Everyone!
everybodyの例文と使い方
everyoneに対し、集まった友達に、
「やあ。みんな!」
とカジュアルに呼びかける場合は
以下のようにeverybodyを用います。
Hi, Everybody!
everyoneとevery oneの違い
everyoneは「みんな」
という意味で全員を表し、
Everyone is going to join the party.
「全員(みんな)が、そのパーティーに参加します。」
every oneは「誰もが」「一人ずつ」
という意味で集団やグループ内の
一人一人を表します。
Every one of the students enjoyed studying English.
「その生徒達の誰も(一人一人)が、英語を勉強することを楽しんだ。」
後ろにろにof+複数名詞がくる時は
everybodyは使えずeveryoneを用い、
of the studentsなどのof+複数名詞
の前にeveryoneが置かれる場合は、
every oneとなります。
そして、every one of+複数名詞で、
「~の誰もが」「~の一人一人が」
という意味になります。
以下の例文のように、every oneの代わりに
each personを用いることもできます。
Each one of the students enjoyed studying English.
eachとeveryの違いについては、
以下で詳しく解説しています。
everybodyとevery bodyの違い
everybodyはeveryoneと同じで、
「みんな」「全員」という意味で
用いらます。
everbodyに対してevery bodyは、
「それぞれの体(肉体)」という
意味になります。
every bodyは、物理的な肉体、
一体一体というニュアンスで、
「みんな」という意味ではない
ので使う時には注意しましょう。
everyoneとeverybodyはなぜ三人称単数?
例えば以下の例文のように、
Everyone likes her in the class.
「そのクラスでは、みんなが彼女のことを好きです。」
Everyoneが主語になると三人称単数扱い
となりlikesと動詞にsが付きます。
これは、everybodyでも同じです。
Everybody likes her in the class.
このように、everyoneやeverybodyが
三人称単数になる理由は以下の通りです。
everyは一人一人や一つ一つを表すため、
単数を表し、everyonesやeverybodiesと
複数を表すsは付きません。
他にも、everydayやeverythingも単数で、
everydays、everythingsとsは付きません。
よって、everyone、everybodyが
主語になると三人称単数扱いとなり、
動詞にsが付きます。
これについては、以下のallとeveryの
違いと使い方で詳しく解説しています。
everyoneとeverybodyの違いの覚え方
everybodyはカジュアルな表現で、
会話やカジュアルな文で使います。
everyoneは若干フォーマルな表現で、
フォーマルな文書やスピーチなどで
よく使われます。
ここでは、everyoneとeverybody
の違いと使い方やなぜ三人称単数扱い
になるのか?について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
そこで、以下のeachとeveryの違いや
each yearとevery yearの違いと使い方の
解説もお読みいただくと関連情報が増え、
everyoneとeverybodyの理解も深まります。