like・prefer・be fond ofの違い!英語で好むの使い方

like・prefer・be fond ofの違いと使い方

英語で「好む」と似た意味の
like・prefer・be fond ofは、
それぞれ使い方が違います。

likeは、人や物など何かが「好き」
という意味で用いられます。

 

preferは、他の人や物より何かを
好むということを表わします。

preferはprefer A to Bという形で、
「BよりAを好む」という意味で
用いられます。

 

be fond ofも「好む」という意味ですが、
長い期間好きなことを表わし、likeより
強いニュアンスになります。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
like・prefer・be fond ofの違いと使い方
について例文を用いて解説します。

likeとpreferの違い

まず、likeとpreferの違いと使い方
について例文を用いて説明します。

likeとpreferの違い

 

likeの意味と使い方

likeは、単に人や物などを「好む」
「好き」という意味で用います。

 

likeの発音は、以下になります。

 

以下はlikeを用いた例文ですが、

I like this dog.
「私は、この犬が好きです。」

単にこの犬が好きであることを
表しています。

 

preferの意味と使い方

preferは何かと何かを比較して、
どちらかを「好む」という時に
用いられます。

 

preferの発音は、以下になります。

 

以下はpreferを用いた例文ですが、

I prefer this dog to that dog.
「私は、あの犬よりこの犬が好きです。」

prefer A to Bで「BよりAを好む」
という意味になります。

 

以下の例文のように、

I prefer pop music.
「私は、むしろポップミュージックを好む。」

preferはtoを付けずに用いる
こともできます。

 

この英文は演歌やロック、ラップなど、
他の音楽のジャンルと比較してポップ
ミュージックが好きなことを表します。

 

普通に「好き」という場合には、
以下のようにlikeを用います。

I like pop music.
「私は、ポップミュージックが好きです。」

 

prefer A to Bとlike A better than Bの違い

ここでは、例文を用いて、

「AよりBを好む」と似た意味の
prefer A to Bとlike A better than B
の違いと使い方を説明します。

 

以下のpreferを用いた英文は、

I prefer this dog to that dog.
「私は、あの犬よりこの犬が好きです。」

AとBを共に好きではない可能性もあり
どちらかというとAのほうが好きという
場合にも用いられます。

 

なので、上の英文は両方の犬を
好きではない可能性があります。

2匹の犬を比較し、どちらかというと
あの犬よりこの犬が好きであるという
ことを意味します。

 

もちろん、preferも両方好きな場合に
用いることができます。

 

preferを用いた時に両方好きなのか、

両方好きでないけどBよりAが好きと
言っているのかは、話し手の表情や
声のトーンから推測します。

 

preferに対し、like A more than Bと、
以下のようにlike+比較級を用いると、

I like this dog more than that dog.
「私は、あの犬よりこの犬が好きです。」

AとBの両方を好きで、Aのほうが
より好きであることを表します。

 

likeとbe fond ofの違い

fondは、「~を好んで」
という意味の形容詞で、

be fond of ~ で「~を好む」
という意味になります。

 

likeも「~を好む」「~が好き」
と同じような意味ですが、

be fond ofのほうがlikeより強く
継続的に好きな感じになります。

likeとbe fond ofの違い

 

be fond ofの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
likeとbe fond ofの違いと使い方
について詳しくをみていきます。

 

likeとbe fond ofの意味と使い方

以下のlikeを用いた例文は、

He likes baseball.
「彼は、野球が好きです。」

単に野球が好きであることを
意味します。

 

likeに対して以下のように
be fond ofを用いた例文は、

He’s fond of baseball.
「彼は、野球が好きです。」

likeより継続して野球が好きである
ということを表します。

 

なので、be fond ofのほうがlikeより
好きという意味合いが強くなります。

 

be fond of ~ing(動名詞)の使い方

そして、「~することを好む」と
be fond ofの後ろに動作を置く時は
以下のように動名詞を置きます。

She’s fond of cooking.
「彼女は、料理をすることが好きです。」

 

be fond of ~ingで、
「~することが好き」
という意味になります。

 

この文もbe fond ofをlikeに変えて、
以下のように言うこともできます。

She likes cooking.

 

ただし、likeは単に好きな感じ、
be fond ofのほうが継続的に好き
というニュアンスになります。

 

be fond ofの後ろに動名詞がくる理由や
be fond ofは使われるのか?については、
以下を参考にしてください。

 

like・prefer・be fond ofのまとめ

likeは、人や物などを単に「好き」
という意味で用いられます。

be fond ofは「好む」という意味ですが、
likeより長い期間好きであることを表わし
likeより強いニュアンスになります。

 

preferは、他の人や物より何かを
「好む」ことを表わします。

prefer A to Bで、「BよりAを好む」
という意味になります。

 

ここでは、like・prefer・be fond ofの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、「好き」「愛する」と
似た意味を持つlike・love・adore
の違いと使い方を解説しています。

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