many・much・a lot ofの違い!英語でたくさんの使い分け方

many・much・a lot ofの違いと使い方

英語で「たくさんの」と似た意味
を持つmany・much・a lot ofには、
以下のような違いがあります。

  • many:数えられる名詞に付けて「たくさんの」
  • much:数えられない名詞に付けて「たくさんの」
  • a lot of:肯定文で主語以外の名詞に付けて「たくさんの」

 

そして、これ以外にも細かい
ニュアンスの違いがあります。

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
many・much・a lot ofの違いと
使い分け方
について例文を用いて
解説します。

many・much・a lot ofの違い

many・much・a lot ofは
それぞれ「たくさんの」
という意味を持ちますが、

以下のような違いがあります。

many・much・a lot ofの違い

 

manyは、加算名詞(数えられる名詞)
の複数形に付けて、人や物の数が多い
ことを表すために用いられます。

 

muchは、不可算名詞(数えられない
名詞)の複数形と一緒に使われます。

そして、muchは否定文や疑問文で
よく使用されます。

 

a lot of は、可算名詞や不可算名詞
と一緒に使われます。

肯定文で主語以外に「たくさんの」
と付ける場合は、一般的にmanyや
muchよりa lot ofが用いられます。

 

これは、a lot ofはmanyやmuchより
カジュアルなニュアンスだからで、

加算名詞か不可算名詞かを考える
必要もないので、日常英会話では
a lot ofを用いておけば大丈夫です。

 

many・much・a lot ofの発音は、
それぞれ以下になります。

・many

・much

・a lot of

 

それでは、以下に例文を用いて
many・much・a lot ofの違いと
使い方について詳しく解説します。

 

many・much・a lot ofの使い方

ここでは、many・much・a lot ofの
使い方を例文を用いてご説明します。

many・much・a lot ofの使い方

 

以下はmanyを用いた例文ですが、

There are many books on the shelf.
「本棚にはたくさんの本があります。」

manyは加算名詞(数えられる名詞)
の複数形に付けて用いられます。

 

そして、肯定文で主語以外で
「たくさんの」という場合は、

以下の例文のようにa lot ofが
用いられると言われてます。

There are a lot of books on the shelf.
「本棚にはたくさんの本があります。」

 

ただ、色々な英文を見ていると
肯定文で主語以外にもmanyが用い
られている英文をよく見かけます。

 

以下の例文のように、

Many people attended the concert.
「たくさんの人が、そのコンサートに参加しました。」

肯定文で主語に「たくさんの」
が付く場合はmanyを用います。

 

また、manyは否定文や疑問文で
数えられる名詞にも付きます。

I don’t have many books.
「私は、あまり本を持っていません。」

Do you have many books?
「あなたは、たくさんの本を持っていますか。」

 

そして、not+many ~ は、
「~がたくさんない」という直訳から
「あまり~がない」という意味になります。

 

以下はmuchを用いた例文ですが、

She doesn’t have much time.
「彼女は、あまり時間がありません。」

How much money do you need?
「あなたは、どれくらいのお金が必要ですか。」

muchは否定文や疑問文で用いられ、
不可算名詞(数えられない名詞)
に付きます。

 

そして、not+much ~ は
「~がたくさんない」という直訳から
「あまり~がない」という意味になります。

また、How much ~ で「どのくらい~」
という意味になります。

 

以下もa lot of を用いた例文ですが、

She has a lot of friends.
「彼女は、たくさんの友達を持っています。」

There are a lot of cars in the parking lot.
「駐車場にはたくさんの車があります。」

肯定文で主語以外に「たくさんの」
を付ける場合には一般的にa lot ofが
用いられると言われています。

 

このように、many・much・a lot ofは
文脈によって使い分けられます。

 

manyは数えられる名詞に使われ、
muchは否定文や疑問文で数えら
れない名詞に使われます。

a lot ofは、数量が多いことを表す
ための一般的な表現です。

 

ここまでが、many・much・a lot ofの
違いと使い方についての説明になります。

 

many・much・a lot ofのまとめ

many・much・a lot ofは
「たくさんの」という
意味を持っていますが、

微妙なニュアンスの違いがあるので
日常会話で使用する際には状況に
合わせて使い分けが必要です。

 

そこで、many・much・a lot ofの違い
と使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、英語で「いくつかの」と
似た意味を持つanyとsomeの違いと
使い方について解説しています。

 

以下では、someとmanyの違いと使い方
について解説しています。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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