worker・laborer・employeeの違い!雇用者・労働者を英語で
英語で「雇用者」「労働者」を表す
worker・laborer・employeeには、
以下のような違いがあります。
- worker:働く全ての人を表す「雇用者」
- laborer:体を使う仕事をする「労働者」
- employee:雇われている人「従業員」
脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすいので、
ここでは似た意味を持っている
worker・laborer・employeeの違い
と使い方を例文を用いて解説します。
また、staffやclerkなど、労働者に近い
意味を持つ英単語も紹介しています。
目次
workerとlaborerの違い
workerは働く人全てを表し、
一般的な「働く人」「雇用者」
という意味です。
これに対し、laborerは力仕事や
肉体労働をする「労働者」という
意味で用いられます。
workerは事務系や管理業務など、
ホワイトカラーの仕事に用いられ、
力仕事のブルーカラーの仕事をする
労働者にlaborerが用いられます。
ただ、workerは広く一般的な
働く人を表すので、肉体労働をする
労働者を表す時にも用いられます。
workerとlaborerの発音は、
それぞれ以下になります。
・worker
・laborer
それでは、以下に例文を用いて
workerとlaborerの違いと使い方
についてみていきます。
workerの例文と使い方
以下はworkerを用いた例文ですが、
He is a hard worker.
「彼は、熱心に仕事をする人です。」
=「彼は、働き者です。」
彼が一生懸命に働く労働者である
ことを表しています。
workerは他の語とセットで、
以下のような意味になります。
office worker「事務員」
factory worker「工員」
construction worker「土方」
blue-collar worker
「工員」「労働者」
white-collar worker
「事務員」「頭脳労働者」
これらの中で、肉体労働に当たる
factory worker、construction worker、
blue-collar workerの代わりにlaborer
を用いることができます。
laborerの例文と使い方
以下はlaborerを用いた例文ですが、
The laborers of the factory work very hard.
「その工場の労働者達は、
とても一生懸命働きます。」
力仕事や肉体労働で働く労働者には
laborerを用います。
laborerは、資格など特別なスキルを
必要としない、力仕事をする労働者
を表す時に用いられます。
laborとlaborerの違い
laborerは労働者、一人一人を表し、
laborは集合名詞で抽象的な「労働」
を表します。
よって、laborは不可算名詞で単数のみ、
laborerはlaborersと複数形になります。
ちなみに、laborerと同様にworkerも
加算名詞でworkersと複数形になります。
workerとemployeeの違い
workerとemployeeには共に
「雇用者」という意味がありますが、
workerは「働く人」「労働者」、
employeeは「雇われている人」
というニュアンスになります。
employeeはemploy「雇用する」
という動詞が名詞になった形で、
「従業員」や「会社員」という
意味で用いられます。
employeeの発音は、以下になります。
それでは、以下に例文を用いて
workerとの違いと合わせてemployee
の使い方についてみていきます。
employeeの例文と使い方
以下はemployeeがを用いた例文ですが、
About fifty employees work at the company.
「約50人の従業員が、その会社で働いています。」
employeeはその会社に雇用されている
人であるというニュアンスになります。
以下のようにworkerを用いると、
About fifty workers work at the company.
約50人の働く人「労働者」がいる
というニュアンスになります。
そして、「雇用者」という意味から
employeeは「会社員」という意味で
用いられることもあります。
He is a company employee.
「彼は、会社員です。」
ただ、日常会話で「会社員」や
「サラリーマン」と言う場合は、
office workerがよく用いられます。
He is an office worker.
労働者に近い意味の英単語
以下に、労働者に近い意味を持つ
英単語を紹介します。
・staff
staffは、組織の仕事をする「職員」や
お店の「スタッフ」を表します。
以下はstaffを用いた例文ですが、
staffは複数形もstaffになります。
About 30 staff work at the store.
「そのお店では、約30人のスタッフが働いています。」
staffの発音は、以下になります。
・clerk
clerkは、小売店の「売り子」や
お店の「店員」を表します。
She’s a clerk of the shop.
「彼女は、そのお店の店員です。」
clerkの発音は、以下になります。
clerkは、コンビニなど、
小さいお店の定員を表し、
staffは大きな組織の職員という
違いがあるようです。
効率の良い英単語の覚え方
ここでは、worker・laborer・employee
の違いと使い方について解説しましたが、
脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、
類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。
以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。