notify・inform・announceの違い!英語で知らせるの使い方

notify・inform・announceの違い

英語で「知らせる」を表す
notify・inform・announceは、
以下のような違いがあります。

notify

informより硬いニュアンスで、
重要なことを正式に「知らせる」

inform

口頭や書面で「知らせる」という
意味で一般的によく用いられる

announce

公式に何かを発表するという
意味での「知らせる」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
notify・inform・announceの違い
と使い方
と、「知らせる」に近い
意味を持つwarnとadviseについて
例文を用いて解説します。

notifyとinformの違い

informは、口頭や書面で何かを
「知らせる」という意味を表し、

notifyはinformより硬い感じで、
重要なことを正式に「知らせる」
「通知する」という意味です。

informとnotifyの違い

 

notifyとinformの発音は、
それぞれ以下になります。

・notify

・inform

 

それでは、以下に例文を用いて
notifyとinformの違いと使い方
についてみていきます。

 

notifyの例文と使い方

以下はnotifyを用いた例文ですが、

The court notified him to appear in court.
「裁判所は、彼に出廷することを通知した。」

裁判所が文書などで彼に出廷するよう
正式に知らせたことを表します。

 

この例文のように、notify O to doで
「Oに~するよう知らせる(通知する)」
という意味になります。

 

また、notify O of ~ で
「Oに~を知らせる」、

notify O that ~ で
「Oに~ということを知らせる」

という意味になります。

 

以下は、notify O of ~ と
notify O that ~ 例文です。

He will notify you of the accident.
「彼は、その事件のことを
あなたに知らせるだろう。」

Our boss notified us 
that we would have a meeting tomorrow.
「上司は、明日会議があることを
私達に知らせた。」

 

このように、notifyを用いると、
informより正式な形で重要なことを
知らせるという感じになります。

 

informの例文と使い方

以下はinformを用いた例文ですが、

He informed his boss of his schedule.
「彼は、上司に彼の予定を知らせた。」

口頭または書面で彼の予定を上司に
報告した(知らせた)ことを表します。

informの例文と使い方

 

inform O of ~ で、「Oに~を知らせる」
という意味になります。

 

そして、inform O about ~ で、
「Oに~について知らせる」という
意味になります。以下は例文です。

Our boss will inform us
about the next meeting tomorrow.
「私達の上司は、次の会議について
明日私達に知らせるだろう。」

 

inform ofは1つのことを
知らせたという感じになり、

inform aboutはaboutの後ろに
置かれていることについて、

色々な情報を知らせたという
ニュアンスになります。

 

よって、一つ目の例文は彼の
予定だけを知らせた感じになり、

二つ目の例文は会議の場所や
開始時刻、参加者など色々な
情報を知らせた感じになります。

 

また、inform O that ~ で
「Oに~ということを知らせる」
という意味になります。

I informed her that the meeting starts at 3 p.m.
「私は、その会議が午後3時に始まる
ということを彼女に知らせた。」

 

以下のように、inform+疑問詞
という形もあります。

Please inform me when the good will arrive.
「いつその商品が到着するのか私に知らせて下さい。」

 

informとannounceの違い

informは、一般的に口頭や書面で
何かを「知らせる」という意味で、

announceは公式に何かを発表して
「知らせる」という意味です。

 

よって、announceのほうが特別な
シチュエーションで用いられます。

notifyとannounceの違い

 

announceの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
notifyとinformとの違いと合わせて
announceの使い方をみてみます。

 

announceの例文と使い方

以下はannounceを用いた例文ですが、

The government announced us of the next fiscal budget.
「政府は、私達に来年度の予算を発表した。」

政府が私達に、来年度の予算を
公式に知らせたことを表します。

 

国の来年度予算は公式に発表されるので、
announceが適しています。

 

これに対し、公式な発表ではなく、
文章などで正式に知らせる場合は
以下のようにnotifyを用います。

The company notified her 
that there would be an interview next Friday.
「その会社は、来週の金曜日に
面接があることを彼女に通知した。」

 

この例文は、文書などで正式に
来週面接があることを彼女に知らせた
ということを表します。

 

notifyより軽い感じで、
口頭や書面で知らせたという場合は
以下のようにinformを用います。

The company informed her 
that there would be an interview next Friday.

 

notifyのほうが、informより
フォーマルなニュアンスになります。

 

そして、announce that ~ で、
「~ということを発表する(知らせる)」
という意味になります。

The musician announced that
he would get married.
「そのミュージシャンは、
結婚することを発表した。」

 

warnとadviseの意味と使い方

「知らせる」に近い意味を持つ、
warnとadviseの使い方について
以下に解説します。

warnとadviseの意味と使い方

 

・warn

warnは、「警告する」という意味での
知らせるという意味になります。

 

warnの発音は、以下になります。

 

以下は、warnを用いた例文です。

He warned me that it was dangerous.
「彼は、私にそれは危険だと警告した。」

 

・advise

adviseは、「忠告する」という意味と、
正式・公式に何かを「知らせる」という
意味もあります。

 

adviseの発音は、以下になります。

 

「知らせる」という意味のadviseは
非常に硬い表現になり、以下のように
ビジネスシーンで用いられます。

We advised them that we accepted their offer.
「私達は、彼らに彼らの申し出を受ける
ということを(正式に)知らせた。」

 

以下では、「お知らせ」と似た意味を持つ
notification・information・announcement
の違いと使い方について解説しています。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
notify・inform・announceの違い
と使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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