careful・cautious・watchfulの違い!英語で注意深いの使い方

careful・cautious・watchfulの違い

英語で「注意深い」を表す
careful・cautious・watchfulは、
以下のような違いがあります。

  • careful:細かい部分まで「注意深い」
  • cautious:起こる問題や危険に対して「注意深い」
  • watchful:監視するように見張って「注意深い」

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
careful・cautious・watchful
の違いと使い方に
ついて例文を
用いて解説します。

carefulとcautiousの違い

carefulは「注意深い」「用心深い」
という意味で最も一般的に用いられ、

人が何かをする時に細かい部分まで
気をつけるということを表します。

 

cautiousもcarefulと同じく、
「注意深い」「用心深い」
という意味を持っていますが、

起こる可能性がある問題や危険に
注意する、用心するという場合に
用いられます。

cautiousの例文と使い方

 

carefulとcautiousの発音は、
それぞれ以下になります。

・careful

・cautious

 

それでは、以下に例文を用いて
carefulとcautiousの違いと使い方
について詳しくみていきます。

 

carefulの例文と使い方

以下はcarefulを用いた例文ですが、

Be careful of him.
「彼に気をつけなさい。」

be careful ofで「~に注意する」、
「~に気をつける」という意味で
よく用いられます。

 

この例文は、彼と接する時には
細部まで気をつけたほうがいいと
忠告していることを表します。

 

「~しないように気をつける」
という場合は、be carefulの後ろに
not to+動詞の原形(不定詞)を置き、
以下のようになります。

I was careful not to get lost.
「私は、迷わないように気をつけた。」

 

cautiousの例文と使い方

以下はcautiousを用いた例文ですが、

He is very cautious.
「彼は、とても用心深い。」

彼が起こる可能性がある問題や危険に
対して常に注意している非常に用心深い
人であることを表しています。

 

慎重に運転するドライバーは、
用心深いドライバーという意味から
英語でcautious driverと言います。

 

以下は、例文です。

He is a cautious driver.
「彼は、慎重に運転するドライバーです。」
=「彼は、用心深いドライバーです。」

 

彼が事故が起きないように、
危険に対して常に注意して運転する
ドライバーであることを表します。

 

以下では、carefulとcautiousの副詞、
carefullyとcautiouslyの違いと使い方
について例文を用いて解説しています。

 

cautiousとwatchfulの違い

cautiousとwatchfulは共に
危険に対して「用心深い」
という意味がありますが、

watchfulは危険が起こらないように
監視するように見張って注意する、
用心するという時に用いられます。

 

watchfulに対してcautiousは、
見張るように監視するまではせず、

問題や危険が起こる可能性に対して
心構えをしておく感じで注意する、
用心するという時に用いられます。

cautiousとwatchfulの違い

 

watchfulの発音は、以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
watchfulの使い方をみていきます。

 

watchfulの例文と使い方

以下はwatchfulを用いた例文ですが、

You should be watchful for pickpockets
in foreign countries.
「外国ではすりに気をつけたほうがいい。」 

すりにお金を取られないように
注意を怠らず用心したほうがいい
ということを表しています。

 

watchfulは、carefulと同じく
「注意深い」「用心深い」
という意味を持っていますが、

危険が起こらないように注意する、
用心するという時に用いられます。

 

これは、watchという動詞が
「観察する」「監視する」という
意味を持っているためです。

そこから、注意を怠らず見張って
用心深いという意味もあります。

 

また、watchful eyeで
「用心深い目」という意味になり、

keep watchful eyes on ~ で、
「~を用心して見ている」という
意味で用いられます。

 

以下は、例文です。

Parents have to keep watchful eyes on their children.
「親は、子供達を用心して見ていなければならない。」

 

注意深いを表す他の英単語

以下では、careful・cautious・watchful
以外の「注意深い」「用心深い」を表す
英単語を紹介します。

vigilantの意味と使い方

 

vigilantの意味と使い方

vigilantは「用心深い」という意味で、
油断せず注意するという場合に用います。

起こる可能性がある危険や問題に対して
常に警戒しているような感じを表します。

 

以下はvigilantを用いた例文ですが、

You should be vigilant here all the time.
「ここでは常に用心していたほうがいい。」

ここが危険な場所なので常に警戒心を
持って用心していたほうがいいという
ことを表しています。

 

vigilantの発音は、以下になります。

 

prudentの意味と使い方

prudentは「用心深い」という意味で、
起こる可能性がある危険や問題を避ける
ために注意するcautiousに似ています。

ただ、prudentのほうがcautiousより
硬い表現になり、用心深いだけでなく、
prudentは賢明な判断ができるという
ニュアンスを含みます。

 

以下はprudentを用いた例文ですが、

You should prudent in dealing with her.
「彼女を相手にする時は、用心したほうがいい。」

彼女と接すると問題が起きやすいので
用心したほうがいいことを意味します。

 

prudentの発音は、以下になります。

 

guardedの意味と使い方

guardedは「用心深い」という意味で、

特に個人的な情報や自分の気持ちを
人に伝えることについて「用心深い」
という時に用いられます。

 

以下はguardedを用いた例文ですが、

She is guarded.
「彼女は、ガードが固い。」

彼女は用心深く、自分の気持ちや
個人情報を人に気軽に話さないという
ことを表しています。

 

guardedの発音は、以下になります。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
careful・cautious・watchfulの違い
と使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

cautionは「注意」という意味で
cautiousが名詞になった英単語ですが、

以下では、「注意」と似た意味を持つ
caution・warning・attentionの違いと
使い方について解説しています。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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