famous・infamous・notorious・renownedの違い!有名なを英語で

famous・infamous・notorious・renownedの違い

英語で「有名な」を表す
famous・infamous・notorious・
eminent・renowned・well-knownは、
以下のような違いがあります。

  • famous:良い意味で「有名な」
  • infamous:悪い意味で「有名な」
  • notorious:悪い意味で「有名な」
  • eminent:優れていて「有名な」
  • renowned:名高い意味で「有名な」
  • well-known:よく知られて「有名な」

※infamousはnotoriousより硬い表現

 

脳に関連した情報をセットで
入力すると記憶しやすい
ので、

ここでは似た意味を持っている
famous・infamous・notorious・
eminent・renowned・well-known
の違いと使い方
について例文を
用いて解説します。

famous・infamous・notoriousの違い

famousは良い意味で「有名な」
という意味であるのに対し、

infamousは「ひどく評判が悪い」
「悪名高い」と悪い意味で有名な
という意味になります。

 

infamousとnotoriousは共に
「悪名高い」という意味ですが、

infamousのほうが硬い表現で
どちらかというとnotoriousが
よく用いられます。

 

famous・infamous・notoriousの発音は、
それぞれ以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
famous・infamous・notoriousの
違いについて解説しています。

 

famousの例文と使い方

以下はfamousを用いた例文ですが、

She is a famous singer.
「彼女は、有名な歌手です。」

歌が上手かったり、容姿がよく、
良い意味で彼女が有名な歌手である
ことを表しています。

famousの例文と使い方

 

以下の例文で用いられている
be famous forは「~で有名です」
という意味になりますが、

Shizuoka is famous for green tea.
「静岡は、お茶で有名です。」

日常会話でよく用いられるので
覚えておきましょう。

 

be famous forの
forは前置詞なので、

後ろに動作を置く時は
動名詞の形になります。

 

以下は、例文です。

He is famous for volunteering around the world.
「彼は、世界中でボランティアをすることで有名です。」

 

この例文では、
「ボランティアをする」
という意味の動詞volunteerが、

volunteeringという動名詞になって
前置詞forの後ろに置かれています。

 

また、以下の例文のように、

He is famous as a good manager.
「彼は、良い経営者として有名です。」

be famous asで「~として有名です」
という意味にもなります。

 

infamousの例文と使い方

以下はinfamousを用いた例文ですが、

He is an infamous singer.
「彼は、評判の悪い歌手です。」

歌が上手でなかったりして
彼が悪い意味で有名な歌手である
ことを表しています。

infamousの例文と使い方

 

以下の例文のように、

He is an infamous criminal.
「彼は、悪名高い犯罪者です。」

infamousは「悪名高い」という
意味でも用いられます。

 

be famous forが
良い意味で「~で有名です」
という意味であったのに対し、

be infamous forは
悪い意味で「~で有名です」
という意味になります。

 

以下は、例文です。

The city is infamous for high crime rate.
「その都市は、高い犯罪率で有名です。」

 

以下の例文のように、forの後ろに
動名詞が置かれる場合もあります。

He is infamous for stealing money.
「彼は、お金を盗むことで有名です。」

 

notoriousの例文と使い方

以下はnotoriousを用いた例文ですが、
悪い意味で有名な歌手であることを
表しています。

He is a notorious singer.
「彼は、評判の悪い歌手です。」

 

infamousとnotoriousは共に
「悪名高い」という意味なので、

上のnotoriousの例文は
以下のようにinfamousを用いて
書き換えることができます。

He is an infamous singer.

 

infamousのほうが硬い表現で、
一般的にnotoriousのほうが
よく用いられます。

 

以下のnotoriousを用いた例文は、
彼が悪名高い凶悪な犯罪者である
ことを表します。

He is a notorious criminal.
「彼は、悪名高い犯罪者です。」

notoriousの例文と使い方

 

また、以下の例文のように、

The city is notorious for high crime rate.
「その都市は、高い犯罪率で有名です。」

be notorious forで「(悪い意味で)
有名な」という意味になります。

 

forの後ろに動作が置く場合は、
以下のように動名詞になります。

He is notorious for stealing money.
「彼は、お金を盗むことで有名です。」

 

これらの例文のnotoriousは全て
infamousに置き換えられますが、
infamousを用いるとnotoriousより
硬い表現になります。

 

eminent・renowned・well-knownの違い

eminentとrenownedはfamous
と同様に良い意味で「有名な」
という意味を持っていますが、

eminentはある分野で卓越して
「優れた」「著名な」という意味、

renownedはある優れた性質や能力、
技術などを持っていて「名声のある」
「名高い」という意味になります。

 

well-knowもfamousと同様に
「有名な」という意味ですが、

famousが良い意味で有名な
という意味であるのに対して

well-knowは良い意味に限らず
人や場所などが「よく知られている」
「有名な」という意味になります。

 

また、well-knownは狭い範囲で
よく知られているという場合に
用いられることが多いです。

 

eminent・renowned・well-knownの発音は、
それぞれ以下になります。

 

それでは、以下に例文を用いて
eminent・renowned・well-knownの
違いと使い方についてみていきます。

 

eminentの例文と使い方

以下はeminentを用いた例文ですが、

He is an eminent scientist.
「彼は、優れた科学者です。」

彼が科学の分野で卓越して優れた
学者であることを表します。

 

eminentは、主に科学や医学などの
専門分野で卓越した結果を出している
有名な人について用いられます。

eminentの例文と使い方

 

以下のeminentを用いた例文も、

Schubert is an eminent composer.
「シューベルトは、著名な作曲家です。」

シューベルトが音楽の分野で卓越して
優れた作曲家であることを表します。

 

renownedの例文と使い方

以下はrenownedを用いた例文ですが、

It’s a renowned school in this city.
「それは、この街で名声のある学校です。」

生徒の成績が優秀だったりして
その学校がこの街で能力が高いことで
有名であることを表しています。

 

renownedは、非常に優れた
業績や能力を持っていて有名な
というニュアンスになります。

 

以下のrenownedを用いた例文は、

Marina Bay Sands is a renowned hotel in the world.
「マリーナベイサンズは、世界で名高いホテルです。」

マリーナベイサンズがホテルとして
優れた性質や業績を持っているため
世界で有名である(名高い)という
ことを表しています。

 

この例文は、以下のように
famousを用いることもできますが、
普通に有名なという感じになります。

Marina Bay Sands a famous hotel in the world.
「マリーナベイサンズは、世界で有名なホテルです。」

 

そこで、famousを用いるなら
以下のように言うとrenownedに
近いニュアンスになります。

Marina Bay Sands is one of the most famous hotels in the world.
「マリーナベイサンズは、世界で最も有名なホテルの一つです。」

renownedの例文と使い方

 

well-knowの例文と使い方

以下はwell-knownを用いた例文ですが、

The company is well-know around here.
「その会社は、この辺りで有名です。」

良い意味に限らず、
この辺りでその会社が有名である
ことを表しています。

 

well-knownを用いると、
会社の名前がよく知られている
というニュアンスになります。

また、well-knownは
上の例文のようにこの辺りや
in this town「この街で」など、
狭い範囲でよく用いられます。

 

良い意味で有名なという場合は、
以下のようにfamousを用います。

The company is famous around here.
「その会社は、この辺りで有名です。」

 

逆に、悪い意味で「有名な」、
「悪名高い」という場合は、
以下のようにwell-knownの代わりに
infamousやnotoriousを用います。

The company is infamous around here.
The company is notorious around here.
「その会社は、この辺りで悪名高い。」

 

infamousのほうがnotoriousより
硬い感じになります。

 

効率の良い英単語の覚え方

ここでは、似た意味を持っている
famous・infamous・notorious・
eminent・renowned・well-knownの
違いと使い方について解説しましたが、

脳は関連した情報を一緒に覚えると
記憶しやすいことが分かっているので、

類義語をまとめて覚えると効率よく
英単語を記憶することができます。

 

以下では、脳の特性に沿って効率よく
英単語を覚える方法を解説しています。

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